慰霊祭は今年で11回目。台湾在住の日本人らが2015年に設立した実行委員会が主催した。
日本の対台湾窓口機関、日本台湾交流協会の片山和之台北事務所代表(大使に相当)が福岡資麿厚労相の弔辞を代読した。台湾の対日窓口機関、台湾日本関係協会の蘇嘉全(そかぜん)会長も出席し、戦没者への追悼を伝えるとともに、台湾は平和を愛する国家として今後も日本や理念を同じくするパートナーと手を携え、地域や世界の平和と繁栄を推進していくと述べた。
慰霊祭を終えた参列者らは海岸に向かい、白い菊の花を海に流して献花した。多くの参列者が涙を流していた。
(黄郁菁/編集:田中宏樹)