(台北中央社)主演映画「岸辺露伴は動かない 懺悔室」のPRのため訪台した俳優の高橋一生が3日、台北市内で開かれた記者会見に渡辺一貴監督と共に出席した。高橋は台湾のファンの応援に感謝し、上映会での台湾のファンの熱意は、高橋の腕をつかんで作品への愛を伝えてきそうなほどだったと明かした。


高橋は「温かい方たちにお招きいただき、心からうれしく思っています」とあいさつ。今回の訪台で食べたいグルメを聞かれると、台湾の友人に教えてもらったお気に入りの店をすでに訪問したと明かし「もう十分に台湾の食事はおいしく堪能させてもらっています」と話した。

「岸辺露伴は動かない」ドラマシリーズの劇場版第1作「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」ではフランス・パリで撮影を行い、第2作の今作ではイタリア・ベネチアでロケを実施した。次回作の撮影地について聞かれると、渡辺監督は「具体的には決まっていないんですけれども」と言って高橋に同意を求め、続けて「やはり台湾に行きたいですね」と語って会場を沸かせた。高橋もその横で満面の笑みを浮かべていた。

台湾では15日公開。

(洪素津/編集:名切千絵)
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