石氏は、SNSに李代表と笑顔で面会する写真を掲載。「台湾の事実上の駐日大使李逸洋代表と歓談の一場面。色々と教えていただきました」と明かした。
当初は頼清徳(らいせいとく)総統の肖像を背景に石氏と李代表が並んだ写真に加え、「台湾の事実上の駐日大使館を訪れ、李逸洋代表(大使)に訪問して懇談を行った。日台協力の重要性を改めて認識し、交流を深めて行くことを確認し合った」といったメッセージを投稿していたが、その後削除された。
中国の外交部は8日、石氏が台湾や歴史などの問題について「誤った言説」を広めたと主張し、中国への入国禁止や中国国内の資産凍結などの制裁措置を発表した。
これ対して石氏は9日、Xで「中国国内でいっさいの財産を持っておらず、中国を訪問するつもりもありません」、「制裁措置は全く無意味なもの」などとコメントしている。
(戴雅真/編集:齊藤啓介)