(沖縄中央社)野球のU18(18歳以下)ワールドカップ(W杯)は12日、沖縄県でスーパーラウンドが行われ、台湾は延長九回(試合は7イニング制)タイブレークの末にプエルトリコに1-0でサヨナラ勝ちし、4強入りの可能性を残した。

11日のスーパーラウンド初戦で韓国に1-8で敗れた台湾。
この日は延長九回に重盗を仕掛けた後、2番を打つ李楷棋のサヨナラ打で勝利をもぎ取った。

投げては先発したサブマリン投法の陳世展が7イニングを投げ、2安打無失点5奪三振だった。廖宏淵代表監督は「文句なしの101点だ」とたたえた。東部・台東県の離島、緑島出身の陳は大会後、台湾プロ野球、楽天モンキーズでプロ生活を始める。

スーパーラウンドに出場しているのは台湾、プエルトリコ、日本、米国、韓国、パナマの6チーム。12日には日本(3勝)対パナマ(3敗)、米国対韓国(いずれも2勝1敗)の2試合も行われ、2勝2敗の台湾はその結果次第で4強入りの可能性もある。13日のスーパーラウンド最終戦で日本と対戦する。

決勝戦と3位決定戦は14日に行われる。

(謝静雯/編集:羅友辰)
編集部おすすめ