施設から引き取った老猫は映画鑑賞が大好き。共通の趣味で意気投合
 エミリーさん夫妻は、猫を飼うことを決め、施設でたくさんの猫たちと面会した。ところが、どの子もピンとこなかった。


 ところが、後にエラと名付けられるメスの老猫だけは違った。エラはエミリーさんを見ると近づいてきて、すぐにその手を舐め始めたのだ。

 この子が私の子!そう直感したエミリーさん夫婦はエラの家族となった。そしてある共通の趣味があることが判明する。エラもエミリーさん同様、映画鑑賞が大好きだったのだ。

犬派の女性が初めて恋に落ちたのは老猫だった エミリーさんは子供のころから犬を飼っており、どちらかというと犬派だった。
だが夫は大の猫好きで、猫を保護施設から引き取ることにした。

 数か月間様々な保護施設を巡り、永遠の家族となる猫を探していたのだが、なかなかピンとくる子が見つからなかった。

 ところがある日、1匹の老猫に出会ったときに運命が動いた。その老猫は出会ってすぐにエミリーさんのもとに近づくと、その手をやさしく舐め始めたのだ。

 夫妻はこの老猫をエラと名付け、家族として迎え入れることに決め、すぐに養子の手続きを開始日、家へと連れ帰った。[画像を見る] エラとエミリーさんには共通の趣味が。
一緒に映画を見るのが日課に 老猫には老猫にしかない良さがある。子猫のようにじゃれついたりはしないが、ゆったりと落ち着いていて、人間の言葉も理解しているようだという。

 エミリーさんがエラの名前を呼ぶと必ず返事をしてくれる。常にエミリーさんに寄り添い一緒に眠る。

 そして2人には共通の趣味があったのだ。ある日エミリーさんが、グリンチの映画を見ていたところ、エラが寄ってきて、興味深そうにじっと見ている。


 エラも映画を見るのが大好きだったようだ。その日以来、エラはエミリーさんに一緒に映画をみようとおねだりするという。

 ライオンキングを真剣に見るエラ[画像を見る]  エラはその映画に興味があるときは、じっと座ってそれを見続ける。途中で一時停止を押すと「名に止めてんのよ!」とばかりに、エラはエミリーさんの方を振り向き訴えるという。

 エラとエミリーさんにとって一緒に映画を見ることが日常の一部となり、映画は二人の絆を強める最強のツールだったようだ。

 映画なら何でもよいというわけではない。
エラは興味のない映画は全く見ようとしないそうだ。

 エラが落ち着かない様子の時は、映画を見せると落ち着くようで、彼女は本当に映画が大好きな猫のようだ。

 子猫のように画面にじゃれつくわけではなく、じっと熱心に画面を眺め続けるその姿にエミリーさんは癒されるし、エラを心から愛しているという。

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This Cat's Obsessed With One Movie | The Dodo Cat Crazy

 エラの日常はInstagramのアカウント「ellawatchestv_」で見ることができる。

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