航空会社が動物保護施設のTwitterを見て支援。猫を引き取ると無料航空券を提供
 前回、日本の自動車メーカー、SUBARU社の子会社、スバルオブアメリカが動物支援を積極的に行っていることをお伝えしたが、企業が積極的に慈善活動を支援するケースは多い。

 今回、アメリカの航空会社であるフロンティア航空は、動物保護施設が航空会社の名前を付けた3匹の猫のことをTwitterで知り、引き取ってくれた人それぞれに、無料の航空券を提供すると申し出た。

航空会社の名前をつけた子猫の里親に無料航空券 最近、ネバダ州最大の動物保護施設「アニマルファンデーション・オブ・ラスベガス」に生まれたばかりの子猫が3匹保護された。施設では3匹の猫にそれぞれ「フロンティア」「スピリット」「デルタ」と航空会社の名前を付けて、Twitterに投稿した。  それを見た、デンバー国際空港を本拠地としている航空会社、フロンティア航空は、子猫を引き取った人それぞれに、フライトバウチャーを提供すると申し出た。

 フライトバウチャーとは航空運賃や手荷物や座席指定などの料金に使用できるチケットのことだ。

 フロンティア航空はデルタとスピリッツという名の子猫を家族に迎え入れた人にはそれぞれ2枚ずつフロンティアという名の子猫なら4枚のフライトバウチャーを提供するとつぶやいた。

 自分の航空会社の名前の子だけでなく、他の航空会社の名前の2匹に対してもフライトバウチャーを提供してくれるのは素敵だ。 航空会社の粋な計らいに感謝する保護施設 子猫はまだ生まれたばかりで専門的なお世話が必要なので、すぐに引き渡しはできない。あと1か月後に養子縁組の準備が整うそうで、里親募集もその時に行われる。

 保護施設には、既にフロンティア社からチケットの引換券が届いており、正式な里親が決まり次第、フライトバウチャーが配布されるという。

 アニマルファンデーション・オブ・ラスベガスは、フロンティア社の粋な計らいに感謝しているという。

 もしかしたらスピリット航空デルタ航空もアップをはじめているかもしれないな。

 SNSって負の一面もあるけれど、こういった善意の輪が広がるケースもあるわけで、正しい使い方をすれば皆がハッピーになれるのかもね。

References:Frontier Airlines gives free flights for adopting cats / written by parumo

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