ウズベキスタン×日本：1万人の特定技能人材受け入れへ向けて調印式を実施

一般財団法人 日中亜細亜教育医療文化交流機構 以下：JCAEMCE（東京都港区、鳩山友紀夫最高顧問（元日本国総理大臣））は、5月29日（木）に、ウズベキスタン共和国内閣附属移民庁 以下：移民庁（ウズベキスタンタシケント、ムサエフ・ベクゾド長官）と「ウズベキスタンからの特定技能人材1万人受け入れプロジェクト」に関する覚書（MOU）を締結し、今後5年間で、同国から日本国へ合計1万人の特定技能人材の受け入れ実現に向け、具体的な取り組みをスタートさせることを発表しました。【動画：https://videos.kyodonewsprwire.jp/prwfile/release/M108716/202506040006/_prw_PM1fl_8ZJY5c4j.mp4】両国関係者が一堂に会し、中央アジアと日本の未来をつなぐ新たな一歩を記念する歴史的なイベントとなりました。【画像：https://kyodonewsprwire.jp/img/202506040006-O2-A66sKPA7】【調印式概要】■日時：2025年5月29日（木）14:00～15:00（開場13:30）■場所：日本記者クラブ（日本プレスセンタービル）10階Aホール■主催：一般財団法人 日中亜細亜教育医療文化交流機構■協力：ウズベキスタン共和国内閣附属移民庁、駐日ウズベキスタン共和国大使館【画像：https://kyodonewsprwire.jp/img/202506040006-O6-ap2gZlSh】 ◆MOU締結の背景と目的について【画像：https://kyodonewsprwire.jp/img/202506040006-O4-VOumhU1l】日本国内では現在、少子高齢化の進行とともに、建設、介護、農業など多くの分野で深刻な人材不足が課題となっています。こうした課題に対処するために導入されたのが「特定技能」制度であり、本制度を活用して、即戦力となる海外人材の受け入れが期待されています。古来より日本とウズベキスタンは、シルクロードを起点とした交流を重ね、現在では中央アジアの親日国として二国間の交流の歴史は綴られています。本プロジェクトは、そうした歴史的な友好関係のもと、日本のさまざまな業界で優秀なウズベキスタンの若者人材を迎え入れ国内産業の成長を推進するとともに、日本がウズベキスタンの皆様に新たな活躍の機会と成長の道筋を提供することができると信じています。【画像：https://kyodonewsprwire.jp/img/202506040006-O5-t47Errv5】ウズベキスタンは現在、豊富な労働力を有しており、特に若年層の人口が年々増加しております。こうした人口構造を活かし、これまでロシアや欧州諸国への人材送り出しを中心としてまいりましたが、我が国に深い親しみを持つ日本に対しても、今後より多くの優秀な人材を送り出したいと強く願っております。 ◆今回のプロジェクトについて◇ JCAEMCE × UniCap の共同プロジェクト本プロジェクトは、JCAEMCEとウズベキスタンの現地パートナーUniCapホールディング社との共同体制のもとで運営されています。両社はこれまで培ってきた日本語教育と人材マッチングの知見を融合させ、ウズベキスタン現地における教育提供から、日本国内企業とのマッチング、そして来日後の登録支援基幹業務や、雇用定着支援まで、ワンストップでサポートする体制を構築しています。◇ 日本語教育から就労までの一貫支援体制本プロジェクト日本語教育コース「Yapon Mahorat Nuri」コースは、現在、タシケント、サマルカンド、ナマンガンの3都市に教育拠点を設置し、日本語の基礎から特定技能試験、就職面接対策まで、現地で完結する学習環境を整えています。 また、カリキュラムは、日本語の「読む・書く・聞く・話す」の4技能をCEFR基準に基づき体系化しており、日本での就職後も、「使える」日本語を軸に、雇用定着を図っています。◇ 独自マッチングサイトの強みプロジェクトに参加する人材と、日本国内の求人企業とを直接結びつけるマッチングプラットフォーム「WiseBridge」も同時に開発を実施。求人内容・勤務地・希望職種などの条件に応じて検索・応募できる機能のほか、オンライン面接ツールも搭載されており、母国にいながら円滑な採用活動を支援します。本年6月中のリリースを予定しています。 ◆登壇者からの声◇JCAEMCE前田武志常任顧問（元国土交通省大臣）【画像：https://kyodonewsprwire.jp/img/202506040006-O3-5O6Pj6Js】今回のプロジェクトが、建設業界における深刻な人材不足の解消に貢献するとともに、将来的には介護や農業をはじめとする他の業界にも波及し、日本全体の産業構造の持続可能性を高める一助となることを大いに期待しています。国境を越えた人材交流が、現場に新たな活力と発展の可能性をもたらすことを願っております。◇特定医療法人 研精会 芹澤貴子 様【画像：https://kyodonewsprwire.jp/img/202506040006-O1-Q434U54h】介護現場では、深刻な人手不足が続いており、日々のサービス提供に支障をきたすケースも少なくありません。今回のプロジェクトを通じて、意欲あるウズベキスタン人材が日本で活躍し、現場に新たな風を吹き込んでくれることを大いに期待しています。文化や言語の違いを超えた温かなケアの実現に向け、我々受け入れ側も環境整備に努めてまいります。 ◆一般財団法人 日中亜細亜教育医療文化交流機構について一般財団法人日中亜細亜教育医療文化交流機構（JCAEMCE）は、2012年の設立以来、アジア6か国において、日本語教育、大学進学支援、人材育成プロジェクトを展開してまいりました。留学支援や資格試験の実施、現地教育機関の設立などを通じて、アジアと日本を結ぶ人材・教育の架け橋として機能しています。 ◆ウズベキスタン共和国内閣附属移民庁についてウズベキスタン共和国内閣附属移民庁は、国外での労働力派遣政策を担当する政府機関であり、日本をはじめとした諸外国との人材交流・協力を推進しています。特に日本の特定技能制度に関しては、政府として最も積極的に関わる機関の一つであり、制度設計・実務対応ともに国際的な注目を集めています。

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