グッドイヤーとアウディは、バーチャルシミュレーションを駆使し、新型アウディA5専用の純正装着用タイヤを共同開発しました

上海、6月11日 /PRNewswire/ --グッドイヤーとアウディは長年にわたり、タイヤ開発において強固な協力関係を築いてきましたが、この度、新型アウディA5とS5用に、複数のバーチャルシミュレーションテストを駆使して純正装着用のタイヤを開発しました。グッドイヤーはこれまでにも、Q6 e-tron、e-tron GT quattro、RS e-tron GTなど、話題性のある多くのモデルに純正装着用タイヤを供給してきました。今回、グッドイヤーがアウディA5とS5の純正装着用タイヤのプライマリーサプライヤーとなったことで、グッドイヤーとアウディという象徴的な2つのブランドは、新たなパートナーシップ関係をスタートさせます。グッドイヤーのイーグルF1アシメトリック6、イーグルF1スーパースポーツ、ウルトラグリップ パフォーマンス 3（日本未発売）は、ウルトラハイパフォーマンス（UHP）、ウルトラ・ウルトラハイパフォーマンス（UUHP）、そして、ウインタードライビングに至るまでの各用途に適合し、ドライバーのニーズや好みに合わせて転がり抵抗からグリップ・ブレーキまで、様々な分野で高い性能を発揮します。これらのタイヤは、新型A5とS5のサルーンとアバントのエステートに10サイズが純正採用されています。アウディとグッドイヤーの共同イノベーション高性能車両の純正装着タイヤを開発するにあたり、ドライバーの主観的な評価は極めて重要な指標であり、これまでは、グッドイヤーのテストドライバーが実際のテストコースを走行して評価していました。現在グッドイヤーでは、高性能車両のドライバーが求める性能特性を、熟練したテストドライバーから効率的に、そして多角的にフィードバックを得るために、バーチャルシミュレーションを活用しています。そしてグッドイヤーは、そのバーチャルシミュレーションの分野で世界をリードしています。イーグルF1アシメトリック6は、ルクセンブルグにあるグッドイヤーのイノベーションセンター内に昨年開設された最新鋭シミュレーションセンターで開発されました。そこではドライビングシミュレーターを使うことで、グッドイヤーの研究開発チームは純正装着用タイヤをバーチャルに開発することができます。より少ない試作タイヤで、より迅速にテスト・検証を行い、開発リソースの削減が実現される中で、初めてこの純正装着の認証を受けました。ルクセンブルグでのシミュレーションセンター開設は、グッドイヤーのグローバル本社がある米国オハイオ州アクロンに続くものであり、今後のグッドイヤーは、タイヤ開発においてグローバルな取り組みを実現していきます。今回の純正装着タイヤ開発にあたり、グッドイヤーはハンドリング、走行性能、ノイズを評価するために2回のバーチャルシミュレーションのサイクルを繰り返した後、1回の試作タイヤでアウディからの最初の承認を得ました。グッドイヤーは、このすべての過程を10か月で実現しました。グッドイヤーはバーチャルシミュレーションを駆使し、物理的な試作タイヤ製作を1回にすることで、数千本分の物理的なタイヤと数千キロメートル分の物理的なテスト走行を削減できると試算しています。ルカ・ダヴィデ・アンドレオーニ：グッドイヤー ブランド責任者「新型アウディA5とS5にグッドイヤーのUHP、UUHP、冬用タイヤが装着されることを大変嬉しく思います。タイヤ開発のバーチャルシミュレーションの分野において、私たちの最新鋭のシミュレーションセンターを活用し得られたメリットを誇りに思っています。タイヤ開発プロセスにおける開発時間の短縮とリソースの削減はアウディの要求に対してより迅速に応えることを実現し、高性能タイヤの開発をよりインパクトのあるものにすることができました。」ピーター・クナウアー博士：アウディ AG シャーシ/ホイール開発「アウディの開発作業は細部にまで及びます。各モデルには独自のタイヤが装着されます。A5では燃費と快適性を追求し、S5ではパフォーマンスを追求しています。」グッドイヤーが誇る主要3商品A5とS5用に開発されたすべてのタイヤは、グッドイヤーが誇るUHP、UUHP、およびウインターセグメントにおける主要商品です。イーグルF1アシメトリック6は、グッドイヤーがグローバル戦略商品として世界中で販売する夏タイヤで、数々の賞を受賞しています(1)。転がり抵抗の低さはアウディにとって重要な要素であり、性能を犠牲にすることなく燃費と快適性の向上に貢献しています。グッドイヤーのモータースポーツ活動から多くのヒントを得て開発されたイーグルF1スーパースポーツは、グッドイヤーのレーシングタイヤ「EAGLE」シリーズとDNAを共有しながらも、卓越した汎用性と性能を特徴としており、一般道でのバランスの取れたウエット性能とドライ性能、そしてサーキット走行をも可能にします。強化されたトレッドリブとサイドウォールにより、路面からのフィードバックをしっかりと感じられる応答性の高いタイヤで、公道走行とサーキット走行の両方で卓越したパフォーマンスを楽しむことができます。ウルトラグリップ パフォーマンス 3は、グッドイヤーのウルトラグリップシリーズの最新モデルです。安全で正確なドライビング特性が評価され、ADAC の最新冬用タイヤテスト(2)で最高位を獲得したこのタイヤは、雪上でのハンドリング性能の向上とウエットブレーキ性能の最適化を実現すると同時に、ノイズキャンセリング機能を備えたトレッドパターンにより快適性も維持しています。＜採用タイヤサイズ＞イーグルF1アシメトリック6 205/50R17 97W 225/55R17 101Y 235/45R18 98YイーグルF1スーパースポーツ245/40R19 98Y 245/40R19 98Y 245/35R20 98Y v1 245/35R20 98Y v2ウルトラグリップ パフォーマンス 3215/55R17 98Y 235/45R18 98Y 245/40R19 98Y(1) 2023 Auto Bildサマータイヤテスト受賞：50本のサマータイヤをテスト テストサイズ：225/45R18 テスト車両：BMW 3シリーズ Auto Bild, 2023年10月号掲載(2) ADAC冬用タイヤテスト 最高位受賞：テストサイズ：215/55R17 テスト車両：フォルクスワーゲン T-Roc≪ザ・グッドイヤー・タイヤ・アンド・ラバー・カンパニー≫ グッドイヤーは世界屈指の大手タイヤメーカーです。従業員数は約6万8000人で、世界20か国、53の生産拠点を展開しています。米国オハイオ州アクロンとルクセンブルグのコルマーベルグの2か所に技術開発センターを有し、技術・性能の両面でタイヤ業界の標準を形づける最先端の製品とサービスを開発しています。グッドイヤーと製品の詳細情報は、https://corporate.goodyear.com/us/en.html をご覧ください。≪日本グッドイヤー株式会社≫日本グッドイヤー株式会社は1952年創立。国産および輸入品のグッドイヤーブランドのタイヤを、新車用純正タイヤ市場および補修用タイヤ市場で販売しています。また、グッドイヤーは日本において航空機用タイヤのマーケティングと販売も行っています。日本グッドイヤー株式会社とその商品については、ホームページで詳細がご覧頂けます。日本グッドイヤー株式会社ホームページwww.goodyear.co.jp/ （日本語リリース：クライアント提供）PR Newswire Asia Ltd.【画像：https://kyodonewsprwire.jp/img/202506110331-O1-5fC7dD6f】PR Newswire1954年に設立された世界初の米国広報通信社です。配信ネットワークで全世界をカバーしています。Cision Ltd.の子会社として、Cisionクラウドベースコミュニケーション製品、世界最大のマルチチャネル、多文化コンテンツ普及ネットワークと包括的なワークフローツールおよびプラットフォームを組み合わせることで、様々な組織のストーリーを支えています。www.prnasia.com