おおきに~豆はなどす☆今回は下京区、東本願寺からすぐの場所にある地元民御用達の和菓子店。今がちょうど季節のお菓子『月見だんご』をいただきました。
素朴な美味しさにまた食べたくなる「月見だんご」
下京区京都駅から街ブラで東本願寺周辺。この日は大通りの日差しを避け、細い通りの日陰に入りながら街歩きを楽しんでいました。

後でご主人に尋ねると、戦後創業の京菓子店だそうです。







季節的に今は終売になっていますが、わらび餅が美味しいと評判みたいで、それを狙って買いにくる方もいるようです。他、どら焼きなども。







関西、京都ではこの形状が一般的な月見だんご。関東や他の地域は真ん丸状でピラミッド状に積み上げられたお団子とススキを飾りお月見をする、という風景をよくテレビで見かけます。
関西圏の月見だんごは、あんこが夜空や雲をあらわし餅を月に見たて雲隠れしてる様子、だとか、十五夜と同時期に芋の収穫を祝うことから「芋名月」ともいい里芋に似せたとか、諸説あるようです。言われてみると、里芋風に見えます。

構造としてはシンプルで、里芋型になったお餅にこし餡が巻き付けられている、そんな様子。お店によってはこれがつぶ餡だったりもしますがいろいろです。こちらの月見だんごの特徴として、お餅部分がとても柔らかく口どけよく、さらにこしあんの上品な甘さと柔らかさ。ちょっと、伊勢名物の赤福餅を思わせる美味しさで、何個でも食べられそうな素朴な味わい。
今回は月見だんごでしたが、また来年の春にはわらび餅も試してみたい、と思えるような。

中秋の名月が終わっても、この季節は月見だんごが楽しめます。お試しあれ!ヨ~イヤサ~♪
詳細情報
名称:橘屋場所:京都市下京区油小路通六条上る卜味金仏町185
電話:075-351-3456
営業時間:9:00~19:00
定休日:日・祝日