汁物大好きな三杯目 J Soup Brothersです!FU~FU~☆彡今回は北区紫野にある大徳寺、その塔頭寺院。山内では最古で、種類豊富な枯山水の名園を有する。
通年拝観で山内最古の大徳寺塔頭

その塔頭寺院。これまでにも塔頭寺院をいくつか紹介してきましたが、こちらは初訪問。


室町時代文亀二年(1502年)大徳寺七十二世東溪宗牧を開祖とし、能登の畠山義元、豊後の大友義長、周防国の大内義興らにより創建。
明治初期の神仏分離により、大阪・住吉神社内の慈恩寺と岐阜・高山城主だった金森長近が大徳寺内に建立した金竜院を合併。


室中(しっちゅう)襖絵の龍図は作者や制作年代は不明ながら、桃山~江戸時代の作と言われています。特に撮影禁止表示は見当たりませんでしたが控えました。




方丈と庫裏との間の狭小な空間につくられた壺石庭。日本最小の石庭と言われながらも、その格調の高さが際立つ。
右にある石板を中心とした波紋は一滴の水が滴り落ちる様子を表し、一滴の水が小川になり大河となり、ついには大海になるように、一滴の大切さ、一滴がそのまま大海につながっていることを表現。


東渓禅師が師である実伝和尚から賜った「霊山一枝之軒(りょうぜんいっしのけん)」という室号から名付けられたもので、右隅の石組みが鶴島、左の苔の石組みが亀島、一面の白川砂を大海に見たて、言葉で表せない悟りの世界を視覚的に表現した禅の庭園。



方丈北側に広がる三尊石組からなる室町時代の枯山水庭園。大徳寺では最も古く、真の禅院庭園として有名。中央の石組は須弥山を表し、青々とした杉苔は洋々たる大海を表す。
比較的小スペースに種類豊富な枯山水庭園。より身近に迫ってくるような臨場感を感じられる、静かに過ごせるお寺。
龍源院 へのツイート
京都