京都の発酵食品をご紹介する京都発酵食品部☆今回は寺納豆の本場・大徳寺。塔頭である瑞峯院で手づくりされている納豆があるということで行ってきました。
正真正銘大徳寺で作られた本場の『大徳寺納豆』
紫野にある大徳寺。茶の湯ともゆかりが深く、22か所の塔頭、2か所の別院を構える臨済宗大徳寺派の大本山。そして、大徳寺を発酵食品目線でいうと、なんといっても『大徳寺納豆』。大徳寺周辺には大徳寺納豆の名店が軒を連ねていますが、大徳寺塔頭でも作っているお寺があると聞き、今回こちらへ。

茶の湯とゆかりある大徳寺塔頭!静かな時が流れる枯山水の名園☆「瑞峯院」







真夏の炎天下で撹拌し、熟成・乾燥に2か月。すべてお寺の僧侶による手づくり。かつては多くの塔頭で作られていたそうですが、今では数えるほど。試食してみると、程よい塩味と、まだ大豆感も残る風味。とてもマイルドでクセのあまりないタイプ。

左から、大徳寺・瑞峯院、真ん中が一休寺納豆、右が一久のもの。一見、ただの真っ黒い豆粒に見えるんですが、比較して食べてみるとその違い歴然。料理に調味料として使うなら、その特徴を踏まえて使い分けしてもいいような(笑)
さらに一説によると、大徳寺納豆には腸内環境を整え、ダイエット効果も期待できる!というふれこみも。年末年始、何かと暴飲暴食になりがちなんで、身を以て検証したいと思います。効果が明らかであれば、また続報をお届けする予定です(笑)
瑞峯院・唐納豆 への口コミ
大徳寺納豆は、大徳寺塔頭瑞峯院の唐納豆がお進め。
— ようへんてんもく (@mansai_9) 2018年5月27日
一休さんの昔から同じ作り方。 https://t.co/2bytulRIUr
詳細情報
住所:京都市北区紫野大徳寺町81電話番号:075-491-1454
拝観時間:9:00~17:00
休館日:無休
拝観料:大人400円 大学生400円 高校生400円 中学生300円 小人300円