3月1日、清凉寺近くに「Cafe Dining Sera(以下、Sera)」がオープンした。京都産の食材を使った定食を中心に、スイーツとドリンクもあって、カフェ利用もできる店だ。
清凉寺近くにオープンしたカフェダイニング
Seraは清凉寺から歩いて数分のところにある。長年、大手飲食チェーン店で腕を磨いたご主人と奥さんとで切り盛りしている。京都産の食材を使った定番メニューを、がっつり食べてもらおうとオープンさせた。

Seraのこだわりは、なるべく京都産の食材を使うこと。「京都ポーク」「京赤地鶏」などが採用されている。また、お米は新潟産と京丹後産コシヒカリのブレンド米、みそ汁は白みそ、野菜は可能な限り地元産を使うようにしている。
京都ポークのあんかけ出汁巻き丼とカヌレを実食

京都ポークのあんかけ出汁巻き丼(1,150円)
訪問時のきまぐれごはんは「京都ポークのあんかけ出汁巻き丼」と「京赤地鶏のおろしポン酢からあげ」。私は出し巻き丼、同行者はからあげを注文した。出し巻き丼は、大きな出し巻きとそぼろたっぷりのあんが”オンザライス”。ふわふわの出し巻きと、ポークの旨味を感じる甘めなあんとのバランスが絶妙なうえ、九条ネギと生姜で味の変化も楽しめた。丼以外にサラダと小鉢、みそ汁がついてボリュームも申し分ない。

京赤地鶏のおろしポン酢からあげ(1,150円)
からあげはサクサクで、おろしポン酢がかけられあっさり食べられたそうだ。色鮮やかなサラダがたっぷりなのもそそられる。
「京都ポークの豚角煮」(1,150円)
別日には、固定メニューの「京都ポークの豚角煮」を食べた。大きめブロックの角煮だがほろほろに煮込まれていて食べやすい。豚肉もだが、野菜にも味が染み込んでいて、ご飯が進むあじだった。なお、ごはんのお代わりが可能なので、お腹いっぱい食べたい人はお願いしてみよう。
店仕込みのカヌレ(350円)
ごはんものがメインだと、スイーツに力が入っていない店が見受けられるがSeraは違う。今は2種類と数は少ないが、プリンは注文後に炙られ提供されるし、大ぶりサイズのカヌレは外カリッと中もっちりで、バニラビーンズの味がしっかりわかる王道のもの。どちらも質が高く、スイーツだけでも満足ができる。カフェとしてスイーツとドリンク、ごはん後のおやつにもおすすめだ。おわりに
ラストオーダーは16:30で、食事も終日注文OK。ランチを食べ損ねたときの強い味方になりそうだ。3月中はメニューの試行期間で、4月以降変更の可能性があるとのこと。記事で紹介した品がなくなるかもしれないがご了承いただきたい。
店舗情報
店舗名:Cafe Dining Sera住所:京都市右京区嵯峨釈迦堂門前南中院町29-4
電話:075-600-9100
営業時間:11~17時
定休日:木曜日
Instagram:https://www.instagram.com/cafedining_sera/?hl=ja
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