今回受注した機器は、発電出力54.5MWの蒸気タービン、発電機、周辺機器となり、これらの機器はシンエネルギー開発株式会社が事業開発を推進し、2022年に米子市で営業運転の開始を予定するバイオマス発電所で活用されるという。
今回のプロジェクトで同社が提案した蒸気タービンは、その高効率という特徴が市場から高い評価を受けていて、高い発電効率は、発電所の経済性・採算性の向上とともに、環境負荷低減に貢献するとしている。
この受注は、茨城県、富山県のバイオマス発電所向けに続く、東洋エンジニアリング株式会社からの受注となり、同社との協力により実現したとのこと。
また、高い発電効率と世界的に豊富な実績が高い評価を得たこと
から、今回の採用に至ったとしている。
同社は、エネルギー事業戦略の柱の一つとして、日本市場でのバイオマス発電所向け蒸気タービンの拡販を図っており、既に今年は、連続しての蒸気タービン受注に成功、同事業を拡大しつつある。
世界的に豊富な納入と運転実績は、同社蒸気タービンの信頼性の証であり、多くのユーザーの支持を得る理由となっているとし、メンテナンス体制を含め、今後も蒸気タービンメーカーとして日本市場に強固な地位を築いていくとしている。
(画像はシーメンス株式会社HPより)