
勝村政信が大健闘の10位、ついに破門解除も夏井先生「でも信用はしてません!」
今回は芸能界の俳句王を決定する夏のタイトル戦「炎帝戦2022」決勝が行われ、「メール」をお題に才能アリ経験者231人の中からトップ15人が激突した。永世名人の梅沢富美男、東国原英夫、フルーツポンチ・村上健志をはじめ、名人のKis-My-Ft2・横尾渉、千賀健永、FUJIWARA・藤本敏史、千原ジュニア、犬山紙子、森口瑤子、中田喜子、ミッツ・マングローブが進出。さらに特待生以外から安藤和津、かたせ梨乃、勝村政信、久代萌美の4人が初選出された。

しかし、スタジオで俳句が発表されるのは上位10人だけ。さらに俳句歴2か月の久代、夏井いつき先生から破門中の元弟子・勝村らがまさかの初出場を果たし、間違いなく名人からランク外の脱落者が出るとあってスタジオはピリピリした雰囲気に。勝村は「びっくりしました。もう5年半くらい破門されているので...」と恐縮しまくりだったが、彼らが台風の目として大暴れすることに。
まず、久代が大満足の8位、キスマイ千賀が6位にランクイン。
<第10位>
夏の雲逝くな逝くなと文字叩く
勝村政信
「友達の奥さんの葬儀だったのですが、すごい晴れて夏の雲が出ていて。広い葬儀場だったのですが、みんな携帯を叩いていて。そうか、あの雲の向こうに向かうけど、もしかしたらメールだったら届くのかもしれないなって」

勝村の名前が呼ばれた瞬間、スタジオの全員が総立ちに。勝村は「いやあ、ありがとうございます!」と意気揚々と壇上に進むと、まだ名前が呼ばれない東国原は「焦ってるわ...」。フジモンも「ホンマですか? 番組を面白くしたいだけでしょ?」と不満たらたら。しかし、意外にも一番納得がいかなかったのは、まさかの夏井先生だった。
先生は「こいつだったのか? と憮然としております。10位と(ランク外の)11位を本当に迷ったので、替えておけばよかった!」と厳しい言葉。しかし、「"夏の雲"と人の生き死にを取り合わせる発想の句がないわけではないが、この句には妙な切迫感があるんです。最後の"文字叩く"は技術的に稚拙だけど、そこにリアリティーが強く出ている。そこが一番の魅力、作品としての力だと思う」と俳句は高く評価した。
<添削後>
夏雲や逝くな逝くなと文字叩く
先生は「"夏の雲"だと妙に落ち着いているので、ここは"や"で詠嘆して、空を見上げる視線にした方がいい。そうすれば(上位に)変わったかも」と添削。そして、MC浜田雅功が「10位になりましたから、破門はそろそろ...」とお伺いを立てると、先生は「『炎帝戦に残ったら破門を解いてもいい』と言ってしまいましたから。ひとまず解きますけど」と破門解除を宣言。しかし、「でも信用はしてません!」と勝村への怒りが完全には収まっていない様子だった。
中田喜子が悲願の初優勝!
夏井先生がねぎらいの言葉「苦労したもんね。良かった!」
その後、東国原が4位、フジモンが5位、梅沢が9位になんとか滑り込み、ついに1位の発表に。
<第1位>
産声送信ドバイは大夕焼
中田喜子
「若夫婦がドバイに転勤して、第一子が誕生したんです。どうしても両親に産声を聞かせたくて送信したんです。この"産声"が頭に出てきた時に、もう楽しくなって! よし、イケるぞって!」名前が呼ばれた中田は目を大きく見開いて、「嘘? 信じられない! ああっ、うれしいっ!」と喜びを大爆発。

夏井先生は「一番褒めなければいけないのは、写真ではなく、生まれた瞬間の声を送りたいということ。ここが新鮮でリアリティーがあります!」と大絶賛。
一方、ランク外に撃沈したフルポン村上、千原ジュニア、キスマイ横尾らはショックのあまり無表情。MC浜田が「どうされました?」と声を掛けても無言のまま。浜田は「初めてちゃう? (タイトル戦が)こんな暗くなったの」と大笑いしていた。

<炎帝戦2022 結果発表>
第1位 中田喜子
第2位 犬山紙子
第3位 森口瑤子
第4位 東国原英夫
第5位 藤本敏史(FUJIWARA)
第6位 安藤和津
第7位 千賀健永(Kis-My-Ft2)
第8位 久代萌美
第9位 梅沢富美男
第10位 勝村政信
第11位 かたせ梨乃
第12位 横尾渉(Kis-My-Ft2)
第13位 千原ジュニア
第14位 ミッツ・マングローブ
第15位 村上健志(フルーツポンチ)
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さて、次回のお題は・・・

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