
■"ミニチュアの神"のアトリエに潜入!
今回のテーマは、1円玉より小さいにも関わらず本物と見分けがつかないほどリアルな"ミニチュア料理"の世界。


これまでテレビ取材はほとんど断ってきたという田中さんですが、今回はクリエイターとしてリスペクトしてやまない所さんの番組ということで、特別に取材が実現!
リアルさを追求するため、モノ自体をよく観察するのはもちろん製造工程の取材も行うという田中さん。そのこだわりに、所さんも「取材に行くと、自分がその気になれる。そうすると自分の中のクオリティが上がるんだよ」「こういう人がいるんだと思ってさ、嬉しくなるね」と興味津々!
■スゴ腕ポイント①地道な加工作業
料理の照りや煮崩れ感、肉汁など、どこをとっても本物そっくりな田中さんのミニチュア食品。秘密の一つ目は、地道な加工作業にありました。例えばおでんの味しみ大根は、樹脂粘土で作った本体の皮をむき、断面の繊維のスジも一本一本針で削って表現。さらには断面の角の面取りも!直径5ミリの極小"味しみ大根"にも、気の遠くなるような手間が掛けられているんです。


そんな田中さんに今回、お届けモノとして新作を作成していただくことに。作ってもらうのは所さんの大好物、福島のラーメン店「HACHI」の「弾八醤油らーめん」。脂の乗った豚バラチャーシューに中細ストレート麺、黄金色のスープ...と、シンプルながら奥深い味わいを実現した一杯です。
「シンプルであるほど難しい」という田中さん。

製作期間は4日間。「こういう苦行を楽しいと思えないとミニチュアは作れないと思います」と田中さん。スタジオに届いた極小サイズのラーメンに所さんも「想像を絶するね!」と仰天!
■スゴ技ポイント②アイデアあふれる"発明"
スゴ技最前線2つめのポイントは、田中さんならではのアイデアを凝らした制作道具。田中さん、身近なものを駆使して新たな表現方法を次々と生み出しているんです。
たとえば、シャーペンのペン先を使って米粒を"型取り"したり、液体樹脂におがくずを混ぜて"2日目のカレー"のどろっと感を表現したり。そばで見ていたリポーターの前田ちゃんも「2日目のカレーだ!これは発明ですね!」と大興奮の仕上がり!

スイーツに欠かせないクリームの表現にも、田中さんならではのアイデアが。3Dプリンタを自ら学び、直径5ミリの口金を作成。小さくてもエッジの効いた絞り跡を生み出すことに成功したんです!
スタジオでも、所さんと新井ちゃんが田中さんの新兵器を使ってソフトクリームの絞り出しに挑戦!"絞り終わりをギュッと押し込むのがコツ"とのことですが..."ミニチュアの神"の職人技を実感した所さんと新井ちゃんなのでした。

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次回、3月23日(土)の放送は...
【スゴ技最前線!】焼きたてパンにとろーりチーズ...本物そっくり!木彫りアート
※商品情報等は番組公式HPでも確認できます
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「所さんお届けモノです!」はMBS/TBS系で毎週土曜日あさ7時30分放送。
公式HPはこちら。
3月16日放送回はTVerで!※3月23日(土)7時29分まで