
ランキング常連はコスパも◎

今回はスーパーやインターネットで買える人気の肉まん12種類を徹底比較。チェックポイントは、1)コストパフォーマンス 2)具材 3)具の味 4)生地の味 5)全体の味 の5項目で、各項目10点満点の合計点で総合ランキングを決定した。味に関する項目には、京都の人気店「創作中華 一之船入」のオーナーシェフ・魏禧之さんが助っ人参戦。「中国料理アジアトップシェフ10」の殿堂入りも果たした"中華のレジェンド"であり、自身の店で販売する肉まんは1日最高1000個も売り上げるという本格肉まんを知り尽す魏さんは、市販の肉まんにどんな評価を下すのか!?

「コストパフォーマンス」のチェックでは、中身を取り出し100gあたりの値段で比較した。12種類の平均は165円。そんな中、最もコストパフォーマンスが良かったのが、新宿中村屋の『肉まん』(税込594円 ※番組調べ)。6個入りの商品で、100gあたりに換算すると、107.3円! 毎回ランキングの上位に食い込む新宿中村屋の商品が、コスパでも強さを見せた。

「具材」部門は、具を取り出して量や種類をチェックし、総合的に満足度が高い商品を選んだ。1位となったのは、聘珍樓(へいちんろう)の『肉まん(中)』(3個入り 税込1,080円 ※百貨店・ネットで購入可能)。1884年創業で、現存する日本の中国料理店で最も古いと言われている横浜中華街の名店・聘珍樓。具材には豚肉・しいたけ・玉ねぎ・たけのこ・水くわいが入っていて、重さはぎっしり41gも。具が占める割合も高く、文句なしの1位に!
こうして12種類の「肉まん」を徹底調査。
中華のレジェンドも「パーフェクト!」

第5位は、井村屋の『チルド2コ入 ゴールド肉まん』(税込421円 ※番組調べ ※北海道・九州・沖縄・関東エリアでの販売は無し ※冷凍商品タイプは全国量販店・ネットで購入可能)。
全項目平均以上を記録し、バランスの良さでランクインした。魏さんに「パーフェクト!」と言わしめたふわふわモチモチの生地が高評価。2回発酵を行うことで、手作りのような風味・旨みのあるもっちりとした生地を実現している。

第4位は、聘珍樓の『肉まん(中)』(3個入り 税込1,080円 ※百貨店・ネットで購入可能)。
老麺(ローミン)と呼ばれる天然酵母を使った生地に牛乳を練り込み、自然な甘みを引き出している。「具材」は種類も量も多く、文句なしの1位に。味も、「調味料で肉を練ってから寝かしているので、味が染み込んでいる。なので、薄く感じるけど食べててもずっと味が残ってる」と魏さん。清水アナも「待って! すっごくおいしい!」と目を丸くした。

第3位は、蓬莱本館の『フレッシュ豚まん(3個入り)』(税込538円 ※番組調べ)。
旨みや食感を感じられるよう、国産豚肉と玉ねぎを大きめにカット。

第2位は、デイリーヤマザキの『ヤマザキベストセレクション ふっくらジューシー肉まん』(税込150円)。
製パンメーカーグループの技術を活かしたこだわりの生地は、独自の熟成発酵生地を使用し、ふっくらもちっとした食感に仕上げている。魏さんも「クオリティーが高い。ちゃんと層ができている」と感心し、「生地の味」では1位を獲得した。具もぎっしり詰まっていて、「具材」と「全体の味」も9点。さらに「コストパフォーマンス」にも優れていた。
ランキングを制したのはまたもや...!?

そして第1位となったのは、新宿中村屋の『天成肉饅』(税込346円 ※番組調べ ※直営店・百貨店で購入可能 冷凍はネットで購入可能)。
半分に割るとこぼれ落ちそうなぐらいの具のボリューム。「全体の味」で1位、「コストパフォーマンス」以外はほぼ満点という強さで総合1位に輝いた。
スタジオでも総合1位の『天成肉饅』をみんなで試食した。丸山隆平はアツアツの肉まんをほおばって「うま~っ! 旨みと甘みがすごい!」とそのおいしさにびっくり。ゲストの石井亮次も、生地と具の一体感に「ブラボー!!」と雄叫びを上げた。寒い季節にはやっぱり食べたくなる肉まん、今回のランキングを参考にぜひおうちでもアツアツを楽しんでください!
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次回12月10日(土)は「ビーフシチュー」を徹底調査!
「サタデープラス」はMBS/TBS系で毎週土曜あさ7時58分から放送中。お楽しみに!
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