和牛オーナー制度をうたった安愚楽牧場が経営破綻し、出資者らが国に賠償を求めた裁判で、大阪地裁は国に約3億7900万円の賠償を命じました。

栃木県那須塩原市に本社をおいていた「安愚楽牧場」の元社長らは、繁殖牛の数を水増しして出資を募ったものの経営破綻し、約4200億円の被害を出したとされています。

出資者ら約140人は国に約4億3200万円の賠償を求めて提訴していました。

大阪地裁は7月30日判決で「農水省が立ち入り検査した際、繁殖牛が相当数実在しないことを疑わせる事情を認識したが、更なる調査を怠った」と指摘。「農水大臣は2009年3月末には安愚楽牧場に対し業務停止命令を出すべきだった」として「違法」と判断し、国に約3億7900万円の賠償を命じました。

農水省は「判決内容を精査したうえで適切に対応する」とコメントしています。

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