厳しい残暑が続くなか、季節外れのインフルエンザの流行が始まっている地域があります。

神奈川県では、8月10日から8月16日までの定点当たり患者報告数が「1.37」となり、流行開始の目安である「1.0」を超えました。

県によりますと、昨年よりも1か月半程度早く流行開始の目安に達したということです。

この時期はまだワクチンの接種をしていない人が多いのが現状です。マスクや手洗いなどの感染対策を行うとともに、地域の感染状況に注意してください。

報告者が多い都道府県は?

【インフルエンザ】夏なのに流行期入りの地域も ワクチン未接種...の画像はこちら >>

MBSは都道府県別の患者報告者数を色分けで示した地図を作成しました。

赤い色が強くなるほど、定点当たりの患者報告者数が多くなっていて、沖縄県宮城県新潟県などで、流行開始の目安「1.0」を超えているのがわかります。

流行開始の目安を超えた都道府県は次のとおりです。(8月3日~9日)
▼沖縄県 2.30
▼宮城県 1.64
▼新潟県 1.64
山形県 1.31
青森県 1.29
埼玉県 1.09

地図に示したのは8月3日~9日の報告者数のため、神奈川県は0.93となっていますが、その一週間後に「1.37」となっていて、報告者数が増加しています。

近畿地方の報告者数は次のようになっています。(8月3日~9日)
滋賀県  0.33
京都府  0.32
大阪府  0.17
兵庫県  0.18
奈良県  0.27
和歌山県 0.36

いずれの府県も流行開始の基準には達していませんが、大阪市西部(阿倍野区、住吉区、住之江区、東住吉区、平野区、西成区)では最新の報告者数が1.07となるなど、感染が拡大し始めている地域もあります。

また、大阪府全体では最新の報告者数が前週よりも57%増えています。

例年よりも早い流行期入り…対策はやはりマスクや手洗い

【インフルエンザ】夏なのに流行期入りの地域も ワクチン未接種の人多く…感染対策に注意を 沖縄県や宮城県、新潟県などで「流行の目安」を超える 
JIHSのHPより

厚労省によりますと、インフルエンザの流行は例年、12月から3月とされています。

このため、8月の時点ではまだワクチンの接種率が低いのが現状で、感染や重症化のリスクが高まっているおそれがあります。

マスクや手洗いなどの感染対策を行うとともに、地域の感染状況に注意してください。


 

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