東京商工リサーチによりますと、大阪府守口市で土木工事などを手がける建設会社の「長谷川工務店」が、9月29日に大阪地方裁判所へ破産を申請し、10月14日に破産手続き開始決定を受けたことが分かりました。

負債総額はおよそ7000万円と見込まれているということです。

業歴50年超の老舗企業 ピーク時の完工高は18億円

「長谷川工務店」は、1969年7月に設立された業歴50年を超える建設業者です。

東京商工リサーチによりますと、同社は土木工事を主体に、建築工事やとび土工工事、文化財発掘調査などを幅広く手がけ、大手建設会社などの下請けを中心に実績を重ねていました。

1996年11月期には完工高およそ18億円をあげるなど、順調な事業規模を誇っていました。

受注競争や工事抑制で低迷 債務超過が重荷に

しかし、その後は公共工事の抑制や受注競争により完工高が大幅に減少しました。

2002年11月期には4億3400万円にまで縮小し、多額の赤字を計上して債務超過に転落していたということです。以降も安定した収益基盤を確立できず、2023年11月期の完工高は8126万円にまで落ち込んでいました。

2024年11月期には完工高1億3372万円まで回復させ、当期純利益577万円を確保したものの、長年にわたり膨らんだ債務超過を解消することはできず、資金繰りが限界に達したため今回の措置となったということです。

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