【画像】映画キービジュアルはここから。『シグナル100』原作コミックス書影
青年漫画誌『ヤングアニマル』(白泉社刊)にて2015年から2016年まで連載された『シグナル100』(原作:宮月新 作画:近藤しぐれ)が、橋本環奈主演により実写映画化されることが決定した(2020年1月24日公開)。
■『シグナル100』あらすじ
担任教師VS生徒36人! 学校内で巻き起こる狂気と絶望のデスゲームに身を投じる主人公!
担任教師の手により、突如として自殺催眠をかけられた36人の生徒たち。電話をかける、涙を流す、写真を撮る……ふだん行っていた行為が死を招く。その催眠発動(自殺)のシグナルは全部で100。死の暗示を解く方法はクラスメイトの死のみ。生徒たちが続々と自殺に追い込まれる中、死への恐怖から人間の本性が徐々に暴かれていき、やがて生き残りをかけた壮絶なデスゲームへと発展していく。催眠を解くのが先か、自分以外のクラスメイト全員を殺すのが先か!? 生き残りを賭けた狂気と絶望のデスゲームがはじまる……!
■橋本環奈 コメント
元々原作は知っていましたが、20歳になり挑戦的なものをやりたいと思っていた中で、この作品はうってつけだと思い、出演を決めました。
SNS世代は様々な場面から様々なことをインプットできる環境にいますが、この作品では、制限された理不尽さにまみれた状況下にいる若者たちがどんな行動をとるのか、人間の心理を描いています。その中で、芯の強さをもつ主人公の怜奈役を、感覚を研ぎ澄ませながら演じさせていただきました。
20歳になって初めて撮影をした作品である今作の撮影は、大変な面も多くありましたが、35人の生徒役のキャストの皆さんとスタッフに助けられながらつくりあげていき、思い入れのある作品になりました。
この作品は突き抜けた描写もありつつ、スピード感がある、アトラクション感覚で観られるものとなっていると思うので、勇気をもって、ぜひ劇場でご覧いただけるとうれしいです。
■原作:宮月新 コメント
『シグナル100』に込めた思いはふたつ、「理不尽」と「正義」です。
映画でもこのふたつのテーマがしっかりと描かれています。
生きていれば「理不尽だなぁ」と思うことはたくさんありますが、突然100の自殺催眠が埋め込まれるほどの理不尽はそうありません。
そんな究極の理不尽に立ち向かう橋本環奈さんの凛とした存在感が、この映画を本当に素晴らしいものにしてくださっています。
皆様にはどうか、登場キャラクターそれぞれが抱く「正義」を最後まで見届けていただければと思います。
■作画:近藤しぐれ コメント
初の連載作品が映画化され、初の重なる作品で感慨深いものがあります。登場人物が多く、しかもエグい表現もあり自分の中の未知の領域を探っていく感じが楽しかったです。
橋本環奈さんがTVに出演され始めた頃は、容姿のかわいさとハスキーボイスが相まった魅力的な少女という印象でした。
■監督:竹葉リサ コメント
初めて劇場で観た映画が『バトル・ロワイアル』でした。ミレミアムの冬に当時70歳の深作監督が世に送りだした衝撃作を観て「自分が同じ状況下に置かれたら……」などと様々な思いを巡らせたのを鮮明に覚えております。私の映画体験において欠かせない一本を製作された東映さんとご一緒できたのは、感無量のひと言です。原作に出会ったときは、そのハイコンセプトな設定の虜になり、絶対に撮りたい! と思いました。
■脚本:渡辺雄介 コメント
キラキラ青春映画のつもりが、フタを開けたらデスゲーム――という企画コンセプトと、人間の表裏を描く原作のエグさに心奪われ、七転八倒しながら脚本を書きました。
映画情報
『シグナル100』
2020年1月24日公開
主演:橋本環奈
原作:宮月 新・近藤しぐれ『シグナル100』(白泉社・ヤングアニマルコミックス)
監督:竹葉リサ
脚本:渡辺雄介
配給:東映
(C) 2020「シグナル100」製作委員会
(C)宮月新・近藤しぐれ/白泉社
映画『シグナル100』作品サイト
signal100.jp
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