人気の業種として、1位に「EdTech(12.0%)」、2位に「HRTech(8.4%)」、3位に「ものづくり(7.9%)」が挙がった。また、「EdTech」を選択した学生の多くは、同時に「メタバース」も選んでいる。新型コロナウイルスの影響でオンライン教育の需要が増大したことが影響していると考えられる。学生生活を通して、実際にオンライン教育のサービスに触れているため、課題や改善の余地を感じた学生からの注目が集まっているようだ。

「EdTech領域でスタートアップをしたい」と回答した学生のコメント
就活中の周りの友人は、元々出版社に興味を持っていた層が、紙の教材ではなくアプリ教材へと流れている印象がある。大学1年生では、高校からタブレット学習が導入されていたり、小学生はタブレットで課題を送信してリアルタイムで先生が集計しているなど、教育業界は過渡期に入っていると感じ、将来性を感じている。(横浜国立大学・3年)
スタートアップ企業への就職を意識し始める時期として、「1年次」と「3年次」が同率の32.1%で最も多い。次いで「2年次」が25.4%となっている。「(所属大学発の)スタートアップでのインターン経験」、「『アントレプレナーシップ』の講義を通じた起業家精神の学び」といった機会に触れることで、大学の初年次からスタートアップへの意識が芽生え始めたようだ。


「挑戦できる環境」「早期キャリア形成」と回答した学生のコメント
将来的に、フリーランスとして独立を検討している。そのため、スタートアップのようにスピード感のある環境で早い段階からキャリアを積み、独立できるスキルを身に付けたい。(東京理科大学・3年)
スタートアップは少人数のところが多い印象。人数が少ないと、その分重要な仕事を任される機会が多くなるため急速な成長が期待できる。(岩手県立大学・3年)

なお本調査は、「Penmark 公式LINEアカウント」を利用中の学生で、1,397人から有効回答を得ている。日本全国を対象に、2023年2月18日から2月29日の期間にLINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査として行われた。
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2023/06/21
