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Google Bardの最新情報
Bardの新機能「Googleで検索 v2」により、BardのAIが生成した回答をGoogle検索を使用して再確認することができるようになりました。この機能は、ユーザーがBardの提供する情報の正確性を評価し、信頼性を確認できるようにするために開発されました。現段階では、主に英語での利用が可能となっています。
Google Bardに共有会話の拡張機能を搭載
Bardは、他のユーザーが公開リンク共有機能を使用して共有した会話を、他のユーザーがそのまま続けたり、新しい質問を追加できるようになりました。これまでは一人ひとりが使うツールだったものが、より多くの人が関わる事で多様なアイデアと視点が集まり、革新的な議論やコンテンツの創出が期待できるようになります。これはクリエイティブな場面で生成AIを活用したい人にとっては、かなり有益なアップデートだと期待できます。そこで本記事では、この機能の使い方も紹介します。
Google Bardの注目機能を試してみる
今回のアップデートで特に注目したいのは、「回答の書き換え(シンプルにする、長くする、短くする、専門的な表現にする、カジュアルな表現にする)」が可能になったことです。生成した文章を専門家のように書き直したり、カジュアルに書き直したりといったことが可能になります。実際に試していきましょう。せっかくなので、今回のアップデートで対応言語を拡大した画像アップロード機能を使っていきます。制作物の魅力を伝えたいけれど、文章で説明することがあまり得意ではないクリエイターの方々もいると思いますが、Bardを活用することで制作物の魅力を手軽に文章でまとめられるようになるかもしれません。なので今回は制作物について説明する文章を生成することを仮定して進めていきます。










例えば、以下のように「このデザインの魅力は『鉛筆を使っていること』『ウクライナの国旗をイメージした配色』です。この2つのポイントを中心に魅力を説明してください」と入力すると、内容に沿った回答を得ることができます。

Google Bardはクリエイターの文章表現の生産性を上げる
Bardの新機能はクリエイターにとって、アイデアの形をまとめたり、表現のブラッシュアップに大いに役立つでしょう。文章を書くのが苦手なクリエイターでも、Bardの文章回答機能を使用することで、自身のクリエイティブを効果的に表現できます。また、画像をアップロードして情報を抽出することもできるので、自身のクリエイティブにBardからフィードバックをもらう感覚で、分析するといった活用方法も考えられます。 シェア機能を活用することで、自分以外の人と情報を交換し、多様な視点や意見を集まることも可能です。新たなインスピレーションを得ることができ、作品やプロジェクトの質を向上させることが期待できます。
このようにBardの機能はアイデアや表現方法のたたき台として利用することができるため、クリエイターは自身の可能性をさらに広げることができます。生成AIを活用するクリエイターとして成長したい人には、ぜひBardを使用して、クリエイティブな活動を展開していただきたいです。
関連ページ:https://bard.google.com/
URL:https://www.google.com/
2023/09/27
