◆仁村紗和・平祐奈・阿部亮平・筒井道隆、クランクアップ
本作は、食品事故で子どもを失った母親・中越紘海(北川景子)が、事故を起こした惣菜店の社長・結城旭(大森南朋)に憎しみを抱くなか、図らずも旭の次女・萌子(倉田瑛茉)を誘拐することから始まる、11年に及ぶ母の復讐と親子愛の壮大なストーリー。
第10話では、紘海の娘・美海(一色香澄)こそが、長年行方不明だった自分の娘・萌子だと知った旭が、誘拐犯である紘海を追い詰め、同時に、成長した萌子と10年ぶりに再会。美海を紘海から引き離し、萌子として結城家に連れ戻す様子が描かれた。そんななか、自分が誘拐された子供だと知って激しく動揺するも、「私、お母さんの子でいい」と紘海にすがる美海の姿や、そんな娘を本来の居場所である結城家に帰らせるため、本心とは裏腹な言葉で傷つけ、突き放す紘海の姿が多くの視聴者の涙を誘った。SNSには「つらすぎて涙が止まりませんでした」「今期のドラマで一番心動かされてるドラマです。どういうラストなのか来週が待ち遠しい」「序盤からボロ泣き。続き気になるけど、来週で終わっちゃうの悲しい」といったコメントが相次ぎ、Xでは世界トレンド、日本トレンドともに1位を獲得。怒涛の展開を受け、物語のクライマックスを見届けようとする人のコメントが相次いだ。
旭(大森南朋)を執拗に追いかける週刊誌の記者・東砂羽を演じた仁村は、「自分と同じ名前の役名をすることは、なかなかないと思うので、とても思い入れがあります」と特別な思いを胸に撮影に臨んでいたことを告白。また、自らが犯した罪を胸に抱えたまま、苦しみの中で生きてきた旭のもう一人の娘・梨々子を演じた平は、「梨々子という役を演じさせていただいて、自分でも知らない感情が芽生えたり、とても新鮮で、すごく刺激的な日々を過ごさせていただきました」と、コメント。そして、紘海に結城家の内情を教えたり、旭に紘海の正体を伝えたりと、「実は今作のキーパーソン」との呼び声も高かった玖村役の阿部は、「“玖村”としては、さんざんな人生を送らせていただきましたが、そんな玖村を愛していただけているような演技が、僕ができていたとしたら…、いいなと思っています」と、初めての役どころに試行錯誤しながら向き合ったことを明かした。
最後に、旭の右腕・望月を演じた筒井は「とてもやりがいのある役をさせていただき、有難かったです。ドラマの内容は、すごくハードではあったのですが、現場はとっても和やかで、楽しかったです」とコメントし、締めくくった。
◆仁村紗和クランクアップコメント
ありがとうございました!お疲れ様でした。東砂羽を演じることができて、とても楽しかったです。自分と同じ名前の役名をすることは、なかなかないと思うので、とても思い入れがあります。最終回に向けて、さらに怒涛の展開になっていき、目が離せないラストになっていると思います。わたしも最後まで放送、楽しみにしています。ありがとうございました!
◆平祐奈クランクアップコメント
撮影では、大変な山がたくさんありました。スタッフのみなさんも大変だったと思うのですが、現場はとっても和やかで、平和で、現場に来ることが、すごく楽しみでした。梨々子という役を演じさせていただいて、自分でも知らない感情が芽生えたり、とても新鮮で、すごく刺激的な日々を過ごさせていただきました。本当に素敵な作品と出会えて、私も嬉しく思います。ありがとうございました!
◆阿部亮平(Snow Man)クランクアップコメント
お疲れ様でした!とても濃い撮影期間を過ごすことができました。自分にとって、これまで演じたことのない役どころでしたので、挑戦という感じでした。“玖村”としては、さんざんな人生を送らせていただきましたが、そんな玖村を愛していただけているような演技が、僕ができていたとしたら…、いいなと思っています。
◆筒井道隆クランクアップコメント
みなさん、お疲れ様でした。とてもやりがいのある役をさせていただき、有難かったです。ドラマの内容は、すごくハードではあったのですが、現場はとっても和やかで、楽しかったです。お先に失礼します。ありがとうございました!
◆「あなたを奪ったその日から」最終話あらすじ
“萌子”として結城家に戻った美海(一色香澄)が、ようやく新しい環境に慣れてきた頃、『スイッチバック』の関西進出を目前に控えた旭(大森南朋)は、木戸(中原丈雄)から一刻も早く紘海(北川景子)を逮捕させて事態を収拾するよう急かされるが、萌子の気持ちを思うと決心がつかない。
同じ頃、砂羽(仁村紗和)もまた、長年追いかけてきた食品アレルギー事故の真相を記事にするかどうか迷っていた。父である鷲尾(水澤紳吾)が最期まで守り抜いた真実を、娘の自分が暴くことを躊躇(ちゅうちょ)していたのだ。一方、美海を失い、すっかり生きる気力を失った紘海の元には雪子(原日出子)がやって来る。雪子は、美海への贖罪を口にしてうなだれる紘海にある思いを伝える。
復讐相手の娘を誘拐するも自分の犯した罪に苦しみ、葛藤しながら生きてきた紘海と、そんな紘海の愛情を受けて育った美海。もはや会うことすら許されない親子の運命は――。
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