◆中尾明慶・山口紗弥加ら“水上”で再会果たす
今回、“水上警察署メンバー”として出演するキャストの中には、過去にさまざまな名作で共演を果たしている人もおり、その再会も注目ポイントの1つとなっている。
◆山口紗弥加、水上警察署の“姉御”刑事役
山口が演じるのは、東京水上警察署の刑事・細野由起子(ほその・ゆきこ)。物怖じせずに上司にも後輩にも遠慮なく踏み込んでいくタイプで、水上署の良きツッコミ役でもある。一方、少年事件に長く関わってきたことから、若者の心をつかむのがうまく、丁寧な事件捜査にも定評がある。由起子は体術にも長け、アクションシーンではその実力が発揮されることも?山口が“みんなの姉御”・由起子をどう演じるのか。
山口は「若者のすべて」(1994年/フジテレビ系)で俳優デビュー。その後、「WATER BOYS2」(2004年/フジテレビ系)、「14才の母」(2006年/日本テレビ系)、「ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~」(2019年/フジテレビ)など、数々の話題作に出演。2018年には、「ブラックスキャンダル」(日本テレビ系)で連続ドラマ初主演を飾った。主演の佐藤とは約13年ぶりの共演となる。
◆中尾明慶が、妻子愛する事なかれ主義の刑事に
中尾が演じるのは、東京水上警察署の刑事・藤沢充(ふじさわ・みつる)。
中尾は、「3年B組金八先生(第6シリーズ)」(2001年/TBS系)でデビューすると、「WATER BOYS2」(2004年/フジテレビ系)、「ドラゴン桜(第1シリーズ)」(2005年/TBS系)など、話題作に出演。前述の通り本作のキャスト陣とも関係性が深く、佐藤とは「ROOKIES」、加藤とは「3年B組金八先生(第6シリーズ)」、山口とは「WATER BOYS2」など、多くの作品で印象的な共演を果たしている。
◆齋藤璃佑、新米刑事に抜擢
齋藤が演じるのは、東京水上警察署の刑事・遠藤康孝(えんどう・やすたか)。交番勤務から、直近の異動で刑事になったチーム最年少であり、一人前の刑事を目指して日々奮闘している。何事にも一生懸命で、愛されキャラだが、時に素直すぎる感想を言って周りを凍らせることも?碇は同じ大学の出身で、あこがれの存在でもある。齋藤が個性豊かなチームに変化を与える。
齋藤は2021年「第34回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」にてグランプリを獲得後、「ブラザー・トラップ」(2023年/TBS系)にて俳優デビュー。その後、「真夏のシンデレラ」(2023年/フジテレビ系)、「おいハンサム!!2」(2024年/東海テレビ)に出演した他、スーパー戦隊シリーズ「爆上戦隊ブンブンジャー」(2024年/テレビ朝日系)にてブンブンジャー・ブンブラック/阿久瀬錠役で人気となった。
◆皆川猿時、クセになる“皆川劇場”開幕?
皆川が演じるのは、東京水上警察署の課長・高橋宗司(たかはし・そうじ)。碇たちの上司であり、署長である玉虫の部下にあたる。普段から署長の意向と自由奔放な碇たちとの間に挟まれ中間管理職として奔走している。制御の効かない碇や日下部にたびたび手を焼いてはいるが、時に世渡り上手な一面を見せて、署長をうまく操縦する場面も。中間管理職の悲哀を茶目っ気たっぷりに演じる“皆川劇場”は一度見たらクセになること必至だ。
皆川は1994年に「大人計画」に参加し活動開始。連続テレビ小説「あまちゃん」(2013年/NHK)ではコミカルな熱血教師を演じて人気を博した他、「厨房のありす」(2024年/日本テレビ系)では誰にでも優しく明るい大工職人役を好演するなど、さまざまなキャラクターを演じ分ける実力派俳優である。フジテレビの連続ドラマへの出演は、「水球ヤンキース」(2014年)以来、約11年ぶりとなる。
◆椎名桔平、異色の経歴を持つ水上署の署長役
椎名が演じるのは、新設された東京水上警察署の署長・玉虫肇(たまむし・はじめ)。元々は警視庁の警察官ではなく、有馬と同じ海技職員だったが、“海を知るプロフェッショナル”として警察官に鞍替えして水上署の署長にまで上り詰めた異色の経歴の持ち主。
椎名は映画「時計 Adieu l’Hiver」(1986年)で俳優デビュー。その後は舞台、映画、テレビドラマなどの話題作に立て続けに出演。1999年には、映画「金融腐食列島 呪縛」で「第23回日本アカデミー賞 優秀助演男優賞」など、数多くの賞を受賞。テレビドラマでは2001年「アンティーク~西洋骨董洋菓子店~」(フジテレビ系)で「第31回ザテレビジョンドラマアカデミー賞 助演男優賞」に輝くなど、数々の受賞歴を持つ名優の1人である。
水上警察署の豪華キャスト陣がチーム碇の船に乗り込み、どんな化学反応を起こしていくのか。時にコミカルで、時に真剣な演技合戦が勃発する水上警察署メンバーのシーンも見どころだ。
◆佐藤隆太主演「新東京水上警察」
本作は、日本の連ドラ史上初の「水上警察」を題材にし、佐藤演じる刑事と水上警察署のチームが、東京の海や川を警備艇で駆け巡り事件を追う、大迫力のマリン×クライムエンターテインメント。船や海のシーンを圧倒的なスケールで描き、犯人の船を追いかけるドキドキのシーチェイス、息をのむ海上アクションなど、これまでの警察ドラマの常識を超えた全く新しいエンターテインメントとなっている。(modelpress編集部)
◆山口紗弥加コメント
「『新東京水上警察』…新鮮な音の響きにド派手なボートチェイスを想像してときめきました。噂好きで冗談ばかりの細野由起子は“この人、本当に刑事?”と心配になる自由人ですが、由起子の軽口が、複雑な社会問題を孕(はら)む事件の捜査の合間のちょっとした箸休めになれば幸いです。事件解決への推理とともに、個性豊かな『チーム碇』の人間模様をぜひ楽しんでいただけたら」
◆中尾明慶コメント
「水上×警察という、これまでにない世界観に胸が高鳴りました。
◆齋藤璃佑コメント
「オファーを受けた時、初めはドッキリか何かだと疑い、マネージャーに何十回も確認しました。僕の役者人生で、初めてオーディション無しでオファーをいただいたドラマが、フジテレビ火曜9時、それもレギュラーキャストだなんてまさに夢のような話です。そしてなんと、この作品に入る直前まで約一年半警察官の役を演じていたので、この番組を合わせると約二年間も警察官を演じ続けていることになります。“自称”若手俳優一警察官が似合う男としてこんなに光栄なことはありません。僕が演じる遠藤康孝は、何事にも一生懸命ですが、どこか抜けていて、チームのみんなからツッコまれるような愛すべき一面もあります。僕自身、役者としてまだまだ未熟で足りない点も多々ありますが、そんなところも遠藤との共通点かな?と思っております。
◆皆川猿時コメント
「出演が決まって、小躍りしながら原作を読みました。“おもしろい!”けど“おいおい!こりゃ大変な撮影になるぞ~!船酔い怖~い!”と軽く震えました。ところがどっこい、わたしが演じる高橋課長は、署内でお留守番が主な仕事。超ラッキー!いやいや、嘘です(笑)。涼しいスタジオで、ザ・中間管理職を熱演しております。ぐちょぐちょです。よろしくお願いします」
◆椎名桔平コメント
「警察関連の作品を数多く経験してきましたが、東京湾に特化した水上警察署があったということを今回初めて知りました。その水上署の復活に身を捧げ、何よりも海を愛する署長の玉虫肇という役をやらせていただいています。責任感と優柔不断さを織り交ぜながら、ユニークな人物を演じていこうと思っています」
【Not Sponsored 記事】