【モデルプレス=2025/09/17】俳優の高橋文哉が16日、自身がパーソナリティを務めるラジオ番組「高橋文哉のオールナイトニッポンX(クロス)」(ニッポン放送/毎週火曜深夜0時~)に出演。現在放送中の連続テレビ小説「あんぱん」(NHK総合・毎週月~土あさ8時~ほか)にキャスティングされた理由を知る場面があった。


◆高橋文哉「あんぱん」キャスティングの理由とは

この日は「あんぱん」プロデューサーの倉崎憲氏がゲスト出演。同作では主役の柳井のぶを今田美桜、のぶの夫となる柳井嵩を北村匠海が演じ、高橋は嵩の親友・辛島健太郎を演じている。

キャスティングについての話では「正式企画自体が決まったのが2023年の8月9月ぐらいで、そこからすぐヒロインオーディションを開催して今田さんが決まって、北村さんが決まって」と語った倉崎氏。そして高橋については「かなり早くに、でも出てほしいなと思っていて。『最愛』で初めて知ったんですよ、文哉さんのこと」と、「最愛」(2021/TBS)で主演の吉高由里子の弟を演じていたことから高橋を知り、「『なんだこの素敵男子は!』と思って、とにかく気になったんですよね、映像見ながら。で、どの役かはまだ分からないけども、文哉さんには出てほしいと思って」とかなり早くから事務所に打診をしていたと明かした。

◆高橋文哉、健太郎役は高橋のための役

「あんぱん」では、嵩の生涯の親友・健太郎を演じている高橋。「なんでぼくを健太郎にしたかっていうのやっぱりね、聞かしていただきたい」とこの日は直接倉崎氏に質問した。倉崎氏は「実はこれ初出しかもしれないですけど、嵩の弟の千尋役もありかなと思ってたんですよ。その時北村さんが決まってたんで、実年齢的にもバランスもいいなと思って、なんか弟の感じもするので」と、元々は同作では俳優の中沢元紀が演じた千尋役に高橋が最適だと思っていたと告白。しかし高橋の知名度が上がってきた時期でもあり「弟役は結構もう完全にほぼほぼ無名な方がいいなと」考え直したという倉崎氏。しかし高橋には必ず出てほしいと考えており、台本ができる前の時期でもあったため「あ、嵩の親友役はあり得るんじゃないかなと思って」と健太郎を高橋が演じる役として作り上げたと裏話を明かした。


「あんぱん」では福岡出身で九州弁を話す設定の健太郎。嵩とは東京の芸術学校時代の同級生という設定だが、その後徴兵された崇が、北九州の小倉連隊で健太郎と再会する経緯がある。高橋は、脚本家の中園ミホ氏からこの「小倉連隊で再会させたかったから、福岡出身にして博多弁になった」と聞かされたのだという。倉崎氏は、それに加え、高橋の新たな魅力や才能を伝えたいと思ったと口に。高橋は「台本をいいだいた時は震え上がりましたけど…」と九州弁に苦労したことも告白しつつ、経緯を聞いて改めて「そんな光栄なことはない」と口にしていた。(modelpress編集部)

情報:ニッポン放送、NHK

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