【モデルプレス=2024/05/08】2024年4月にYouTubeチャンネルの登録者数が100万人を突破した美容系インフルエンサー・コスメヲタちゃんねるサラ(30)。モデルプレスでは100万人を達成した心境やこれまでの活動、さらには「夢を叶える秘訣」について聞いた。


◆コスメヲタちゃんねるサラ、登録者数100万人突破の心境語る

― 登録者数100万人突破、おめでとうございます!2月に達成してから少し経ちましたが、現在の心境から教えてください。

サラ:「いつの間に100万人…!」という感じで、実はまだ全然実感がないんです。嬉しい気持ちもありつつ、この状況に甘えず、次は150万人を目指して頑張っていきたいなと思っています!

― 登録者数が80万人を突破した時点ときもSNSなどに投稿をされていましたが、そこから100万を達成するまでに意識したことはありましたか?

サラ:主にショート動画ですね。YouTubeショートだけではなく、TikTok、リール(Instagram)の3媒体同時に発信することで、より多くの視聴者さんに届くようにしていました。

― 通常の動画とショート動画では、制作の過程にどのような違いがあるのでしょうか?

サラ:やはり動画の長さというのは大きな違いです。普段のYouTube動画では10分前後が多いのですが、YouTubeショートだと1分以内という縛りがあるので、そこに収まるようにということと、冒頭1秒でどれだけ興味を引けるかということを意識して作っています。
それに、普段の動画は美容に関心がある方が多く見てくれているのですが、ショート動画はそうでもなくて。男性の視聴者の方もいますし、そこまで美容に興味がない方も面白半分で見てくれています!

― サラさんのショート動画は、検証企画などバラエティ豊富な企画が話題を呼んでいますが、そういった企画はどのように考えていますか?

サラ:ショート動画は商品をベースに作ることが多いです。海外の面白い商品やちょっと怪しい商品をインスタやTikTokで見つけたら個人輸入して、そこから動画を考えています!

◆コスメヲタちゃんねるサラ、活動スタートのきっかけは?

― YouTube活動をスタートしてから、今年で9年目を迎えたサラさん。最近サラさんを知ったという方もいると思いますので、改めて活動を始めたきっかけを教えてください。

サラ:元々中高一貫の女子校に通っていたのですが、めちゃくちゃ校則が厳しかったんです。靴下もサブバッグも学校指定のもので、髪型もおかっぱか2つ結び、ポニーテールは禁止。
眉毛も剃ってはいけないような学校だったので、大学生になってから「好きな服着て好きなメイクしてやる!」と大爆発してしまって(笑)。向上心はありつつ、大学生はあまりお金がないので、新作コスメをTwitter(現:X)で検索してスウォッチを見ていました。

でも、当時は加工アプリが出始めの頃だったので、ピンクのフィルターがかかった画像ばかりだったんです。そこから、より参考になるものを求めてYouTubeで美容系の動画を見るようになりました。何も知らなかった私にとっては「美容系YouTuberって、一般人なのに顔出しで動画を撮っているんだ!」と驚きの世界が広がっていたのですが、スウォッチ動画の色味がとても参考になり、見ているうちに「自分もやってみたいな」と思うようになって。

― 動画を参考にするだけではなく、「自分もやってみよう!」となるのはすごいですね。


サラ:私はそんなにメイクテクがあるわけではないのですが、「ひたすら商品を紹介していく動画を作ったら、誰かの参考になるんじゃないか」と思ったんです。とはいえ、周りにYouTuberをやっている人はいなかったですし、挑戦ではありました。

― 学生生活とYouTube活動の両立も大変だったのではないですか?

サラ:そうですね。お金がないのでカメラも照明も買えませんでしたし、スマホも今ほど高性能じゃないし、アプリもなかったので、そこは悩みました。大学を卒業してから美容師の専門学校に入ったのですが、美容師の専門学校は1日ずっと立ちっぱなしですし、帰宅後に家の掃除をして、夕飯の支度をして、買い出しして、撮影して、編集をして…という生活も大変。途中から一人暮らしを始めたので、6畳の部屋で撮影をしていたことも思い出です(笑)。


― 学生時代には、就職活動もされていたとお聞きしました。そこから「YouTuberの道へ進もう」と覚悟を決めたきっかけなどはありましたか?

サラ:就職活動をしているときに「私にはちょっと向いていないな」とすぐに感じたんです。当時すでに登録者数が十数万人ほどいたので“ギリギリ食べていける”と思い、「学校もきつい。でもYouTubeは楽しいから続けたい」となったときに、YouTubeに専念してもっと有名になろうと決意しました。

◆コスメヲタちゃんねるサラ、苦戦した時期も

― 独学で試行錯誤しながらYouTubeを続けてきたサラさん。これまでの活動では、苦戦した時期などもあったのでしょうか?

サラ:やっぱりコロナ禍ですね。
皆さんメイクをしないし外出もしない時期だったので、メイクのハウツーや新作レビュー動画はあまり伸びなくて。ショート動画も今ほど普及していなかったので、ちょっと苦戦しました。その時期に特化したのが「IQ3シリーズ」というエンタメ企画。メイクの情報よりも面白企画系に振り切った方がみんな見てくれるかなと思って、色々と考えながら作っていました。「IQ3シリーズ」は今のショート動画の企画にも繋がっているなと思います。

― 独自の企画を強化したんですね。
“美容系YouTuber”として活動する方は年々増えていますが、サラさんの強みを挙げるとしたら?

サラ:昔から「色味をリアルに伝えること」にこだわっているので、そこは強みかなと思います。あとは、「正確な情報を発信すること」にも気をつけています。

― 撮影でも意識していることはありますか?

サラ:ピンボケしないことはもちろん、顔ではなくて商品に意識がいくように撮影したりもしています。照明も最初は2台とかでやっていたんですけど、今は4台。部屋のライトは上からの光が強いので、影ができないように左右と中心、下に照明を置いて、均等に光を当てることを心掛けています。独学なので、探り探りですね。

◆コスメヲタちゃんねるサラが悲しみを乗り越えた方法

― モデルプレスの読者の中には今、さまざまな不安を抱えている読者がいます。そういった読者へ向けて、これまでの人生の中で「悲しみを乗り越えたエピソード」を教えてください。

サラ:YouTube活動において悲しいことは幸いにもなかったんですけど、学生時代はインターネットに逃げていた時期はありました。ネットで同じ目標を掲げている人のコンテンツを見たり、当時だとTwitterで意見を交換し合ったり話し合ったりすることが心の支えだったので、もし読者の方で「リアルで居場所がない」と感じている人がいたら、ネット上で是非自分の居場所を見つけることも1つなのかなと思います。

◆コスメヲタちゃんねるサラの夢を叶える秘訣

― モデルプレス読者の中には今、夢を追いかけている読者もたくさんいます。そういった読者に向けて「夢を叶える秘訣」を教えてください。

サラ:とにかく「楽しいことを続けること」が1番大事だと思います。「インターネット上にも自分の居場所がある」と言ったばかりなのですが、ネットを見ていると自分よりめちゃくちゃ可愛い子や恵まれている子がすごく目に入ってきて、自然と「自分は全然ダメだ」と思うこともあります。でも、9年YouTube活動を続けてきて思うことは「どれだけ恵まれている人がいたとしても、最終的に残るのは続けた人」だということ。続けてきたからこそ、登録者数100万人という目標を達成することができたので、継続は大切だなと思います。

― 100万人突破を達成した今、新たな目標や夢はありますか?

サラ:今年中に130万人を突破することです。その後も150万人、200万人と増やしていけたらいいなと思っています!

― ありがとうございました!

◆メイク・美容についてQ&A

<Q1.新生活シーズン到来!メイクを始めたばかりの方におすすめする「これだけは持っていると安心」というアイテムは?>

サラ:まずは、ベースとかよりも先に日焼け止め!若いうちに塗っておけば将来安心!

<Q2.サラさんが最初に買ったコスメは?>

サラ:日焼け止めをおすすめしてはいますが、正直リップです(笑)。最初に目がいきますよね。でも、今言えるのは日焼け止めをとりあえず見て、次のステップにいくとしたら眉毛がない人は眉毛のアイブロウペンシル、次にリップ、その次にコンシーラーかなと思います。日焼け止めを塗って気になるところにコンシーラーだけ塗っておけば、全体にファンデーションを塗らなくてもなんとなく底上げされます!

<Q3.スタイルキープのために意識していることは?>

サラ:最近はダンスとパーソナルトレーニング、マシンピラティス、キックボクシングの4つをしていて、パーソナルトレーニングは2年ぐらい前から夫と一緒に週に1回、1時間やっています。自分でトレーニングをするのは苦手なので、外で頑張っています(笑)。

(modelpress編集部)

◆コスメヲタちゃんねるサラ プロフィール

1993年11月6日生まれ、千葉県出身。身長162cm。YouTubeチャンネル「コスメヲタちゃんねるサラ」は、登録者数100万人を誇る。国内外のあらゆるコスメを試してきたコスメヲタクならではの信頼感のあるレビューで、10代~30代の女性から絶大な支持を得ている。

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