◆長野凌大&藤林泰也W主演「PUNKS△TRIANGLE<パンクス・トライアングル>」
原作は、推しとクラスメイトが同一人物という想像するだけでときめいてしまう設定と、ハラハラな疑似三角関係で多くの読者を夢中にさせた沖田有帆氏による人気BL漫画。長野は推しを一途に愛すピュアで真面目な青年・純浦千明を、藤林は千明が憧れるカリスマモデルのアイと、クラスメイトで手先が不器用な江永歩の二役を演じる。
◆長野凌大&藤林泰也、第一印象からのギャップ明かす
― 本作で初共演。お互いの第一印象はいかがでしたか?
藤林:「アーティストさんだ」という感じでした。自分の世界観があるのかなと。
長野:あの一瞬で?
藤林:最初は話す機会もなくて、「おはようございます」とすれ違っただけだったので、掴めませんでした。アーティストさんは、独特な空気、自分の世界観がある人もいるので、そっち系なのかなと思っていたら、フランクで、裏表なく、すんなり…。
長野:そればっか言うじゃん(笑)。
藤林:いやいや、アーティストは「アーティストです。よろしく」「あ、セリフ合わせしない。
長野:そんな人いないでしょ(笑)。
藤林:僕も会ったことないですが、ちゃんと俳優の経験を積まれている方だったので、やりやすかったです。
長野:僕は逆に怖かったです(笑)。年上ですし、身長も大きいですし、俳優さんのオーラがあって。
藤林:そうですね。そこはやっぱり隠しきれなかったのかもしれません。
長野:そう、彼はオーラが出てしまっていたので。
藤林:出てしまっていたか。
長野:お互いツッコまないからどんどん進む(笑)。
藤林:恥ずかしくなって、自分から撤回し始めるから(笑)。
長野:仲良くなれるのか不安はあったのですが、そんな不安はいらなかったくらい、第一印象から想像とは真反対の人だったので、打ち解けられて良かったです。
◆長野凌大&藤林泰也、お互いへの信頼関係
― お互いの距離感や空気感を作る際に意識したことはありますか?
長野:僕がすごく人見知りなので、早く仲良くなろうと思って現場に入ったのですが、そんな心配もいらないくらい、やすくんが話しかけてくれました。初日からやすくんと呼んでいましたし、2日目からは1週間くらい一緒にいたのかなと思うくらいの距離感で撮影できたので、ありがたかったですし、やすくんも仲良くなろうと思ってくれていたのかなと感じました。
藤林:その通りです。この作品は登場人物が少なく、2人の関係性が大切に描かれる物語なので、自然な距離感を出せるように意識して積極的に話しかけるようにしていました。本当に自然体で裏表がなくて、すんなりとお互いに心を開くことができたのかなと思います。
◆長野凌大&藤林泰也、お互いの呼び方変遷
― “くん”が抜けたとおっしゃっていましたが、お互いに何と呼んでいらっしゃるのでしょうか?
藤林:りょうぴんです(笑)。
長野:初めて聞いた。毎回呼び方変わってる(笑)。
― そんなに呼び方が変わっているのですか?
藤林:結構変えています。今日はりょうぴん。
長野:初めて言われました。
藤林:りょうちゃんが一番オーソドックスです。
長野:現場中はすみちゃんが多かった。
藤林:現場だとすみちゃん、それ以外はりょうちゃん。今日はりょうぴん。
長野:なんでやねん(笑)。
藤林:(笑)。
長野:僕はずっと一貫してやすくん。
藤林:そうですね。でも、たまにやすと呼び捨てで呼ばれるときもあるので、嬉しいです。
◆長野凌大&藤林泰也、素の状態でのお互いの可愛さ
― アイは千明のことを「可愛い」と思う瞬間が多いですが、お二人がお互いを可愛いと思った瞬間はありますか?
藤林:長野くんはお弁当をめっちゃ食べるんです。
長野:あの時期だけね(笑)!
藤林:とても綺麗に食べるんです。
長野:彼は、筋トレを頑張っていたんです。食生活にすごく気をつけていて、お弁当を食べた後に、何だっけ?
藤林:PFCバランス。
長野:PFCバランスという栄養素のバランスが良くないからと、ご飯を買いに行って、補っている姿が可愛いなと思いながら、おつかいを頼んだこともありました。
◆長野凌大&藤林泰也、お互いが“推し”
― 推しとの物語にちなみ、お二人の推しも教えてください。
藤林:アイドル・長野凌大かもしれないです。
長野:良いですね。
藤林:知り合いのライブを観る機会はなかなかないと思うのですが、仲の良い友達が出ているのを観るとすごく違和感がありました。普通に話していたはずなのに、前を通ったら無視されて、ワゴンに乗って進んでいたんですよ!
長野:無視していないよ(笑)。あれ、ワゴンって言う人初めて見た。
藤林:何て言うの?
長野:トロッコ。
藤林:トロッコに乗って走っていたのですが、スルーされました。
長野:僕は俳優・藤林泰也くん。
藤林:適当に言ってるわ。
長野:作品でご一緒しましたが、やすくんの作品を観たいなと思いましたし、舞台があったら行きたいです。
藤林:また共演したいね。
長野:僕もお仕事を頑張って今より成長した姿でまた一緒に共演できたらすごく嬉しいです。
◆長野凌大&藤林泰也の夢を叶える秘訣
― 最後に、夢を持っているモデルプレス読者へ向けて、お二人が思う「夢を叶える秘訣」を教えてください。
長野:イメージして動くことです。夢は漠然としていて、例えば「サッカー選手になりたい」などあると思うのですが、叶えるためには、何の努力をして、どう動けば近づくかというのをイメージして動くこと。誰にもできるようで、できないことだと思うので、自分を厳しい環境に晒して、頑張っていくことが大切だと思います。
藤林:僕は自信を持つに限ります。自信を持つことが行動力につながって、夢に近づく原動力になるのではないかと思っています。
― ありがとうございました!
(modelpress編集部)
◆長野凌大(ながの・りょうた)プロフィール
2003年7月16日生まれ、静岡県出身。7人組ダンスヴォーカルグループ・原因は自分にある。としても活躍中。主な出演作は、ドラマ「シークレット同盟」(読売テレビ/2024)、「おとなりコンプレックス」(フジテレビ/2025)など。映画「栄光のバックホーム」(11月28日公開)の公開が控えている。ラジオ「空人凌大のラジオの原因。」(ラジオ日本/毎週日曜23時~)、「みっくすっ。~長野凌大のKid World~」(ABCラジオ/毎週火曜日深夜1時~)のパーソナリティも務めている。
◆藤林泰也(ふじばやし・やすなり)プロフィール
1999年2月20日生まれ、京都府出身。2018年「第31回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」にて、ファイナリストに選ばれ芸能界入り。「恋愛ドラマな恋がしたい~KISS or kiss」(ABEMA/2021)、「仮面ライダーガッチャード」(テレビ朝日/2023)などで注目を集める。ドラマ、映画のほか、「ハイキュー!!」(2023、2025)など舞台でも活躍。「忠臣蔵」(12月12日~)の公演が控えている。
◆「PUNKS△TRIANGLE<パンクス・トライアングル>」あらすじ
高校3年生の時、純浦千明は友達の付き添いで見たファッションショーでカリスマモデル・アイと出会い、衝撃を受ける。3年後、服飾専門学校に通う千明は憧れのアイに、自分の作った服を着てランウェイを歩いてもらうことを夢見ていた。あるとき、コンペで優勝すれば夢が叶うと知った千明は俄然張り切るが、共同制作の相手がモサくて超絶不器用な江永に決まり絶望する。そんなある夜、初めて訪れたクラブで不良に絡まれた千明を助けてくれたのは、あのアイだった。しかも彼から色気たっぷりに「夜遊びの仕方、教えてあげる」と迫られて…?ドキドキのジレンマラブ、開幕!
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