◆SEVENTEEN、約2年ぶり日本ファンミ開催
SEVENTEENは、S.COUPS(エスクプス)、JEONGHAN(ジョンハン)、JOSHUA(ジョシュア)、JUN(ジュン)、HOSHI(ホシ)、WONWOO(ウォヌ)、WOOZI(ウジ)、THE 8(ディエイト)、MINGYU(ミンギュ)、DK(ドギョム)、SEUNGKWAN(スングァン)、VERNON(バーノン)、DINO(ディノ)の13人からなるグループ。2015年5月26日に韓国でデビューを果たし、2018年5月30日に日本デビュー。VOCAL TEAM・HIPHOP TEAM・PERFORMANCE TEAMの3ユニットで構成されており、楽曲制作から振付までメンバー自らが携わっている。
日本では2年ぶりとなる大型ファンミーティング。4月24日・26日~27日に京セラドーム大阪、5月10日~11日に、さいたまスーパーアリーナにて開催され、2ヶ所で計18万人を動員。日本では初披露となる楽曲も多くセットリストに含まれており、“Holiday”にちなんだトークやゲームのコーナーもCARAT(SEVENTEENのファンダム名)を終始楽しませた。なお、現在兵役履行中のJEONGHAN、WONWOOは欠席となった。
◆SEVENTEEN、冒頭からわちゃわちゃ感溢れるステージ
開演前のスクリーンには日本のゲームセンターをイメージしたようなキービジュアルにメンバーの名前が散りばめられ、CARATを“特別な休日”へ歓迎。ファンミーティングの名前ともなっている『Holiday』でスタートしたステージでは、クールに決めて登場するライブとは違い、メンバーのわちゃわちゃ感溢れる姿を観ることができる。そのまま『SPILL THE FEELS』収録曲で日本初披露の『1 TO 13』、『Together -Japanese ver.-』と爽やかな楽曲を届ける。グループカラーのローズクォーツ&セレニティやレインボーと色鮮やかに変わる花道を歩きながらCARATと目を合わせ、ファンサービスで会場を沸かせた。
HOSHIの「会いたかったですかー?元気?本当?」という問いかけに、CARATが大きな歓声で答えると「よかったねぇ!よしよし」とJOSHUAのお決まりの台詞を2人で披露し、会場を盛り上げた。
◆SEVENTEEN、個性的なゲームに続々挑戦
SEUNGKWANが「古家!古家!古家!」とノリノリで迎えたのは「SEVENTEENヒーリングツアーを届けるCARAT旅行会社のツアーガイド」役としてMCを務める古家正亨。CARATがメンバーの休日の過ごし方をプレゼンする最初のトークコーナーでは「お泊まり会で楽しく遊んだり思い出話をしたりしていてほしい。欲を言えばバレーボールをしてほしい」と提案されると、バレーボール好きのSEUNGKWANが笑顔で賛成するように挙手。さらに全員での記念写真の場所として「富士山の頂上に登って山頂で『シンギバンギブンブンバンギ』や『Tasty』、『完璧じゃん!』と叫んでほしい」というリクエストには、よろよろと歩くSEUNGKWANのモノマネをしながら山頂に登ったメンバーが「バレーボール!バレーボール!バレーボール!」「大好き!」などと台詞を叫び、CARATが“やまびこ”として返すやり取りで盛り上げた。
古家が「3万人の旅行会社スタッフ(CARAT)にもっとやる気を出していただきましょう!」と呼びかけたのを合図に、SEVENTEENは『DREAM』『今 -明日 世界が終わっても-』と日本オリジナル楽曲を続々披露。さらに、HOSHI、DK、SEUNGKWANによるユニット・BSS(ブソクスン)の『CBZ(Prime time)』へと続き、会場は掛け声で一体となった。転換の間もメンバーが答えた事前のアンケート結果をMCの古家正亨が紹介し、楽しいひとときに。その後、メンバーが学ランに着替えたゲームコーナーは、S.COUPS・JOSHUA・VERNON・DINOの「チームあんこ」(命名理由:VERNONがあんこ色の「あんこ水」を飲んでいるから/チームRED)、WOOZI・MINGYU・SEUNGKWANの「ミンギュウジッブ」(チームWHITE)、JUN、HOSHI、THE 8、DKの「TEAM BLUE トランスフォーマー」(チームBLUE)の3チームに分かれて“アトラクションツアー”を実施した。
上手側のアクティビティエリアで「巨大けん玉チャレンジ」、前のアクティビティエリアでメンバーを乗せたストーンでのカーリングを行う「CARATを狙え」、下手側のグルメエリアで鍋の具材を模した防具を身に着けたメンバーをきりたんぽを模した巨大な棒で叩いて攻撃する「きりたんぽ鍋を食べよう対決」、アミューズメントエリアでハンディキャノンで発射したボールをノーバウンドでキャッチする「キミのハートをドキュン」と4つのエリアで個性的なゲームに挑戦し、チームWHITEが勝利した。ゲームコーナーを締めくくるのは個人戦となる「たらい落とし」対決。
◆SEVENTEEN、怒涛メドレーで盛り上げ
和やかなヒーリングツアーが終わると、1996年生まれのHOSHI・WOOZI2人によるユニット・HxWの『96ers』でクールな雰囲気に一変。ファンミーティングでのユニット曲は日本初披露となり、HOSHIは「こうしてお披露目する機会があって感謝しています」と笑顔で話すと、新しいユニットが発表されていることに言及し、どのユニットが良いかという構想を展開。S.COUPSとJUN、JEONGHANとMINGYUとSEUNGKWANが提案されたほか、襟足があるメンバーとないメンバーで分かれるとちょうど判断のしづらいSEUNGKWANがセンターに押しやられ、再び『ナヤナ』をダンスし、笑いを誘っていた。
本編ラストを飾る怒涛のハイライトメドレーはスタンドマイクで歌い上げるロックテイスト全開の『CALL CALL CALL!』で幕を開け、HOSHIとWOOZIがDKに耳打ちして始まる『Let me hear you say』、花道をポップに彩る『Still Lonely』などレアな楽曲たちが揃うのもファンミーティングならでは。『Eyes on you』ではメンバー全員がメインステージに勢揃いし、華麗な足さばきのハウスダンスでボルテージは最高潮に達した。1人ひとりのビジュアル撮影裏側の映像を経て、アンコールで再びメンバーがグッズに身を包み登場。SEVENTEENとCARATの「HOLIDAY」はまだまだ終わらない。
◆SEVENTEEN、CARATへの愛溢れる
愛おしい日々を振り返るように『Encircled』を優しく紡ぐと、最後のコメントで、WOOZIが「皆さんお元気で、そして幸せなことがたくさんあることを願っています」、HOSHIが「皆さんは僕の世界です。皆さんは僕の全部です。世界で1番愛したい人、CARATちゃんです」などそれぞれ想いを伝えたメンバー。
「MINGYUさーん」「はーい!」「何が好きー?」「チョコミントよりもHeadliner!」という可愛らしい台詞とともに『Headliner』で溢れるCARATへの愛を届け続けたSEVENTEENは『Sara Sara』『Mansae』で再び花道に広がり、近くでCARATとのコミュニケーションを楽しむ姿も。また「ハンボンド!ハンボンド!(もう1回!もう1回!)」とリクエストするCARATに応えるように2回目の『Holiday』『Eyes On You』をパフォーマンス。S.COUPSが「みんな大好き!」と3時間超にわたる公演を締めくくった。SEVENTEENはまもなく5月26日にデビュー10周年記念日を迎え、2022年の『Face the Sun』以来、約3年ぶりの正規アルバム、5th Album『HAPPY BURSTDAY』をリリースする。S.COUPSが「今年のコンサートでまたお会いしましょう!」と約束を交わしていたように、SEVENTEENとともに10周年を祝福できる今後の機会にも期待が高まる。(modelpress編集部)
◆「SEVENTEEN 2025 JAPAN FANMEETING ‘HOLIDAY’」セットリスト(★が日本初披露楽曲)
M1 Holiday
M2 1 TO 13★
M3 Together -Japanese ver.-
オープニングトーク
M4 DREAM
M5 今 -明日 世界が終わっても-
M6 BSS「CBZ(Prime time)」★
GAME①②
M7 HxW (SEVENTEEN)「96ers」★
M8 CALL CALL CALL!
M9 Rock with you -Japanese ver.-
M10 CLAP
M11 Let me hear you say
M12 24H
M13 BOOMBOOM
M14 Still Lonely
M15 Left & Right
M16 Eyes on you★
<アンコール>
E1 Encircled★
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E2 Headliner
E3 Sara Sara
E4 Mansae
E5 Holiday
E6 Eyes On You
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