◆安田章大、誕生日迎え母に感謝「親への恩返しのような感じも」
安田にとって5年ぶりの写真集となる同書は、安田が次なる拠点として夢見る、アメリカ西海岸・ロサンゼルスで暮らすように旅する姿を撮り下ろし、自然に身を委ね、ギターをかき鳴らし、絵を描き、仲間たちと飲み明かすなど、自由に、ありのままに楽しむ彼の等身大の姿を収めた1冊になっている。
同写真集の発売日でもあるこの日、41歳の誕生日を迎えた安田は「昨日、親に『十月十日を大切に守ってくれてありがとうございました』とお伝えして、今日改めて電話をして『誕生日を迎えたよ』と話しました」と口に。改めて、同写真集が発売された心境を尋ねられると「今までいろんな経験をしてきながら生きてきたからこそ、こういう写真集が出来上がり、飾らなく嘘のないそのままを写真として残せたのでうれしく思いますね。親への恩返しのような感じもします」としみじみと語った。
◆安田章大、大病乗り越え心境に変化
そして、タイトルに込めた思いを聞かれると「事務所の入らせていただいてから28年以上経って、アイドルという存在はどういう生き方をしたらいいのかと模索しながら、自分なりにアイドルをしてきたんですけど、自分の体に無理が起きていて、無理をしてきたからこそ病気が生まれ、その病気を授かったことによって生まれ直せたことが大きかったので、それを飾らずに生きる、そして飾らずに生きることで誰かがその背中を真似したくなる、そういうものを写真集の中に込められたらなと思いました」と熱く語り、「普段、雑誌などではキマッた写真であったり、ちゃんと笑えている写真が選ばれたりするんですけど、日常を生きていると、不確定なことが起きたときの表情って多いじゃないですか。そういうものもちゃんと含む日常を切り取ってもらえたらなと思って、このタイトルになりました」と明かした。
お気に入りには、海をバックに撮影した横顔を挙げ「鹿児島の奄美大島がお父さんの田舎なんですけど、どんどん安田家の顔に似ていっているなと思って、あまりにも安田の血が濃いなと。笑いじわがどれだけ増えていけばいいんだってくらい増えていってくれているので、それが人としての年輪なんだなと思うところが自分として愛せたので、あの写真を選ばせていただきました」と声を弾ませた。
◆安田章大、ロサンゼルスは「挑戦し続ける場所」
また、撮影地をロサンゼルスに選んだ理由については「日本でSUPER EIGHTのグループ活動をさせていただいていますけど、人って20年ごとに節目を作っていっているのかなと思いまして、その中で(40歳で)0歳に戻るイメージがあったので、もう一度自分がアメリカンドリームと言われるような場所でオーディションを受けてみたり、向こうの仕事をキャッチしていくこととか、挑戦し続ける場所としてロサンゼルスという場所が自分にとって合っているのではないかなと思い、選ばせてもらいました」と打ち明けた。
撮影時の思い出を聞かれると「コンセプトとして僕が普通に生活をしていたら何をするだろうというところを写真で切り抜いただけなので、強いていうならずっとお酒を飲んでいましたね。それがいい意味で僕の普通なんだなと思いましたし、飾らずに撮れてよかったです」と笑顔で語った。(modelpress編集部)
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