女優の藤原紀香(44)が、一部ネットニュースで指摘された整形疑惑を否定した。

 紀香は7日に更新したブログで「またまた悪口書かれてたって おかめ顔とか、ぷっくり顔だって。

(笑)」と切り出し、続けて「うふふ 子どもの頃から丸顔でーす 疲れてくると、りんぱむくみまーす」と笑い飛ばした。

 これは「アサ芸プラス」が同日に配信した記事「『おかめのお面』藤原紀香のふっくら顔は"幸せ太り"か、それとも...!?」を受けての発言だと思われる。

 同記事では、紀香のルックスに対する「むくみ過ぎ」「おかめのお面」などといったネットの声を紹介。さらに「藤原さんが施術されたかどうかはわかりませんが」としつつ、整形外科医が「ほうれい線と眉間にヒアルロン酸注射をされてからあまり時間が立っていないと、おでこの肉と頬の肉が少々豊かになるため、鼻が埋もれたように見える」と証言している。

 紀香がヒアルロン酸注入によってプチ整形している可能性を示唆しており、これに素早く本人が反応したようだ。

 この疑惑に紀香は「プチ整形?ヒアルロン酸注入?生まれてから一度もやったことないです」と続けており、さらには「人のこと知らないのに『悪口ばかり言っているとバチがあたるんやしよ』と和歌山の、亡きおばあちゃんが言ってました」とチクリ。


 続けて「でもね悪口を言われると、その分、その人から運をいただいてるんだって」「たくさん、運気 上がっちゃうぞ~」などと、余裕があるのかないのかよく分からない言葉で応戦している。

 これにファンからは「その通りだと思います。紀香さんはいつも正しい!」「悪口言っていた人の運気をもらえるなんて素敵な発想」などと好意的なコメントが寄せられている。

 その一方、ネット上では「なんか痛々しい」「マジレスが必死すぎる」「そんなに整形を否定したかったのか」といった意見も。近年は全盛期の勢いから比べると凋落傾向にある紀香だが、いまだに「イイ女でしょオーラ」は全開でセレブキャラを演じている向きがある。それだけに、よくある「整形ネタ」に即座に噛みつく姿に余裕のなさを感じた人が多かったようだ。


「いまだに『代表作はレオパレスとバスロマンのCM』と揶揄される紀香にとって、現在の生命線は同世代女性の支持です。40代になっても衰えない美貌とスタイルがあってこそ、あこがれの対象として見てもらえる。もしそれが整形手術によって生み出されたとなれば、一気に見放されてしまうでしょう。全盛期であれば気にも留めない記事だったでしょうが、今の紀香はタレントとして崖っぷち。支持を守るため、どうしても反論しておきたくなったのでしょうね。余裕があるように見せていますが、明らかに余裕がないのが丸わかりです」(芸能関係者)

 紀香といえば、歌舞伎俳優・片岡愛之助(43)との熱愛宣言で世を騒がせたばかり。
だが、こちらもいびつなイメージ操作の影が見え隠れするという。

「交際発覚当初、片岡が熊切あさ美(35)と完全に別れていない状態で熱愛がスクープされ、紀香の略奪愛が取りざたされました。しかし、紀香の所属する芸能事務所の系列であるバーニングプロダクションがメディアに手を回し、あくまで表面上は熊切と別れた後に交際したという話になったようです。しかし、テレビ番組で号泣までした熊切の取り乱しようを見れば話がついていなかったのは明白。略奪愛だったとなれば当然ながら女性層に嫌われますから、紀香のイメージを死守するために演出がなされることになった」(前同)

 もはや何をやっても必死感と痛々しさが伴ってしまう状態。整形疑惑も反応が必死すぎたために、かえって「本当なのでは」という空気になってしまっている。
愛之助との熱愛の行方とともに、痛々しさの沼地にハマリこんでしまった紀香がどのような方向に落ち着くのかも注目したい。
(文=佐藤勇馬/Yellow Tear Drops)