いつまで働きたい?定年後も働くとしたらどんな働き方を選ぶ?の画像はこちら >>


長寿化が進み定年退職後も働き続ける人が増えている現代、何歳頃まで働き続けたいと考える人が多いのだろうか。また、定年退職後も働く場合はどのような働き方を望んでいるのか。

働くことへの考えと定年退職後の働き方について、全国の20~40代の会社員を対象に調査した。

Q1. いつまで働きたいと感じますか?

生涯働き続けたい 10.0%
85歳以上 1.9%
75歳以上~85歳未満 7.8%
65歳以上~75歳未満 26.3%
55歳以上~65歳未満 29.1%
45歳以上~55歳未満 4.9%
35歳以上~45歳未満 2.6%
35歳未満 1.3%
わからない 16.1%

いつまで働きたいかについて最も多かったのは「55歳以上~65歳未満」、次いで「65歳以上~75歳未満」となり、60代以降も働くことを視野に入れている人が多いことが分かった。一方で、「生涯働き続けたい」とする回答も1割みられ、年齢に関わらず就労を継続したいという意識も一定数存在していることがうかがえる。最近は定年が65歳となり、勤続年数が長期化しているとともに、定年まで働くのかそれ以降も働くのかといった考える人が多い傾向がみられる。

Q2. Q1の回答を選んだ理由はなんですか?

上記の理由について「体力があるうちは働きたい」「働くのを辞めるとボケそう」「社会との繋がりを持ちたい」「年金だけでは生活できない」「ローンがあるから」などの回答が寄せられた。働くことを前向きに捉えている人と、老後の費用やローンといった支出のため仕方なく働く層がみられた。ほとんどの人は生活のために働き、仕事自体が好きで長く働きたいという割合は少数派だといえる。

Q3. もし定年退職後も働くとしたら、どのような働き方を選ぶと思いますか?

継続雇用 29.7%
再就職(正社員) 23.6%
再就職(パート、アルバイト) 22.3%
自営業 3.6%
わからない/働くつもりはない 20.8%

定年退職後の働き方の希望について「継続雇用」が最も多く、慣れた職場で働き続けたいと考える人が多い結果となった。また「再就職(正社員)」「再就職(パート、アルバイト)」もそれぞれ2割台となり、定年後も何らかの形で働く意向を持つ人が多かった。一方で「わからない/働くつもりはない」という回答も一定数あることから、老後は仕事をセーブし生活を重視したいと考える層とのばらつきがみられる。

生活費や老後の費用のために60代以降も働くことを前提に考えている人が多い実態が明らかになった。特に、継続雇用などこれまでの経験を生かした働き方を望む傾向が強く、無理のない形で収入を得ながら社会との関わりを持ち続けたいという意識がうかがえる。長寿化が進むなかで、いつまでどのように働くかが老後の資産設計において重要なテーマとなっているようだ。



(藤田祐依)

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調査方法:インターネットによる調査
調査時期:2026年2月
調査対象:全国20~40代の会社員
有効回答数:1,147件

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