タレントの千原ジュニア(49歳)が、2月11日に放送されたニュース番組「ABEMA的ニュースショー」(ABEMA)に出演。“芸人の審査員就任”に「『なんで同期や後輩に?』と思ってしまう」と本音を吐露した。


番組はこの日、ピン芸人コンテスト「R-1グランプリ2024」の準決勝において、同大会の2022年王者であるお見送り芸人しんいちが審査員を務めることが発表されると、R-1ファンや芸人たちから厳しい意見が相次いだことを紹介。

多くの批判の声に、しんいちは「僕が『やりたい!』って言ったんとちゃいますよ」「申し訳ないですけど、僕は“チャンピオン”なんです」「僕は辞めない。準決勝の審査員したい!そこまでやりたいのは、僕は王者・チャンピオン・勝ち組だからです」と反論した。

こうした事態に、番組MCの千原ジュニアは「芸人審査員やと、先輩・後輩・同期があるからね」とした上で、「(苦言を呈したおいでやす)小田はしんいちよりも先輩なわけやから、『なんで後輩に審査されなアカンねん』と思うのかも。それで語るのであれば、しんいちと一緒に準決勝の審査員をやるなだぎ武は俺の同期。俺がもしR-1に出るとしたら、『なんで?』って思うもん」と、芸人として複雑な胸中をのぞかせた。


お笑い芸人の永野は「真面目に話すと、(一連の主張は)R-1を盛り上げるための、しんいちなりのエンタメだったのでは?」と冷静に分析。

さらに、「ピン芸人は“R-1中毒”みたいなヤツも多くて、大会をエンタメ化することを無性に嫌う。僕はそこまでR-1への想いがなかったけど、芸人としてはその気持ちが分かる」と芸人たちの心境を代弁した一方で、「しんいちの肩を持つわけじゃないけど、R-1中毒の芸人はエンタメのしんいちに負けた。だから、しんいちが言っていることが正しくなるというか…」と話した。