「働いたら負け」(はたらいたらまけ)とは、フジテレビの番組『とくダネ!』にて、爆誕した迷言。読んで字のごとく、労働を拒否する際に使われる。
意味
「働いたら負け」(はたらいたらまけ)とは、フジテレビの番組『とくダネ!』にて、爆誕した迷言。読んで字のごとく、労働を拒否する際に使われる。
ニートを表す代名詞に
2004年9月に、当時社会問題として取り上げられはじめた「ニート」をテーマとした番組内で、ニートとされる男性に「何故働かないのか」という趣旨の質問をしたところ「働いたら負けかなと思っている」と回答。さらに「今の自分は勝っていると思います」とも。無職という深刻な状況であるにも関わらず、薄笑いを浮かべながら勤労の義務を放棄するその姿は、多くの視聴者の関心をひきつけ、瞬く間にネットに拡散されていった。その後、ニートの存在が社会に広く周知され、漫画やゲームのキャラ付けにニート属性が使用されるようになると、今度はキャラを象徴する言葉としても使われるようになった。
『アイドルマスター シンデレラガールズ』に登場する、怠惰系サボりアイドル双葉杏は「働いたら負け」と書いたTシャツを着ている。杏のキャラ人気もあり、このTシャツは商品化されている。
「働いたら負けかなと思ってる」はどう使う?
使用例:「ゴロゴロしてないでちゃんと就活しないとだねえ」
「私は労働などに堕落しない。崇高なニートを目指すのだ……働いたら負けだ」
「でもお仕事しないと推しに貢ぐ諭吉が手に入らないよ」
「そこなんだよねえ……あーあ、5000兆円欲しい!」