ガッツ石松さんの訃報(ふほう)を受け、元WBA世界ライト級チャンピオンの畑山隆則さん(50)が故人をしのんだ。1974年にガッツさんが日本ボクシング界第1号のライト級チャンピオンとなり、その26年後の2000年6月に畑山さんが王座を獲得。

数少ないライト級のチャンピオン同士として、現役時代から交流があり「親分肌で面倒見のいい先輩だった」と話した。

 現役を引退した世界王者が会員となる「世界チャンピオン会」はガッツさんの提唱で2010年に発足。それまで元世界王者たちが集まり社会貢献、ボクシングの普及などの活動は行ったことがなく、あまり乗り気でなかった畑山さんも「ガッツさんがやるから我々も賛同した」と振り返った。テレビ番組の収録でボクサー仲間が集まった時には、決まって銀座の高級店で全員に食事をごちそうするのが恒例行事。畑山さんは「ふざけて、ぼけているように見せて、実は何でも知っていた。物知りだし、知識の豊富な方だった。周りの人を喜ばそうと、演じているのが分かった」とその人柄のふれ、「後世に語り継がれる人」と寂しがった。

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