着方を間違えると古くさく見え、意外と難しいデニム&ジャケット。
街の着こなし巧者は、色や形で少しだけアンバランスさを盛り込んでいた。
デニム&ジャケットの好スタイルをパパラッチ
宮本哲明さん Age 37
新鋭ブランドのデニムはカシミヤ混。「ワークウェア由来のタフさは残しつつ、はくと軽くて柔らかいのがいい」。キレイめのジャケットを合わせ、色みでスパイスを利かせた。

今泉 悠さん Age 37
バギーシルエットがお気に入りというリーバイス「569」に、柔らかいカシミヤ混のニットジャケットを合わせて上品に演出。適度に遊びの利いたアヤメのサングラスも好アクセント。
デニムと合わせたいジャケット3選

英軍モノをベースに、リネンシルクでエレガンスに仕立てた。洗いのかかった風合いも調子いい。

カバーオールのようなルーズな佇まい。経糸と緯糸の番手を変え、膨らみのある表情に。

ワークとドレスの中間をディテールの妙で狙ったダブルブレスト。金ボタンがアクセントに。
恩田拓治、鳥居健次郎、小野良子、齊藤翔平、川西章紀=写真 穂苅麻衣=写真(静物) 来田拓也=スタイリング 今野 壘、菊地 亮、大関祐詞、牛島康之(NO-TECH)、戸叶庸之、オオサワ系=取材・文 加瀬友重、増山直樹=文