オーシャンズ看板モデルの三浦理志さんがEVを駆り出して向かった先は、もちろん海。場所はいい波がよく立つという静岡県・静波。
試乗よりもサーフィンが楽しみ!? はやる気持ちを抑えつつ、日帰りサーフトリップへ、さぁ出発だ。
[08:00]コンパクトサイズながらリアシートを倒せば十分な収納力
出発時は、ほぼ満充電で航続距離は約400kmと少し。数値上だけを見れば三浦さんの地元である湘南と静波の往復は可能だがはたしてどうか?
荷室はリアシートをアレンジすればボードが2本入るくらいの十分な容量に。
[10:00]高速巡航をすると目に見えて電池残量が減っていく
途中、渋滞にハマり時間も電池も大幅にロス。特に新東名高速道路で100km/h以上で高速巡航すると電池の減りは目に見えて早くなった。
まだ、片道2/3くらいの距離で電池残量は約240kmと早くも半分近くに。
[13:30]高い静粛性とスムースな走りで長距離運転後もまったく疲れなし
予定を大幅に遅れてやっと静波に到着するも、まさかの雨。それでもとにかく海へ。
長距離運転したあとでもまったく疲れていないのは、普段三浦さんが乗っているディーゼル車に比べると、あきらかに静粛性が高く走りも滑らかで、ドライブ中に感じるストレスが少ないから。
この時点で片道約175kmのドライブに対して、210kmくらいの電池使用量となった。
[15:00]第2ポイントへ向かう途中に晴天に。海、空、車両のブルーが気持ちいい
さらに15kmほど距離を延ばして別のサーフポイントへ。さっきまでの曇天が嘘のように空は美しいブルーに。
今回試乗したEQAの車体色もきれいに輝く「デニムブルー」。三浦さんも「渋くて大人っぽくていい色!」とお気に入りの様子だ。
ここまで充電は一度もなし。電池残量は170kmと想像以上に減っていた。
[17:30]気付けば電池残量は30%。充電ついでに道の駅で買い物
いざ、帰宅。
偶然近くの道の駅で急速充電器があったので、30分の充電タイム。地元の食材でも土産に買い物でもしながら時間潰し。
30分の急速充電で約60kmぶんの電気量が回復した。まだ不安だったので、晩飯ついでにさらに普通充電を1時間。
最終的には60%くらいまで回復させて帰路へ。自宅に着いたときには残り10%を切っていたそうだ。
山本 大=写真 来田拓也=スタイリング 礒村真介(100miler)=文