6月2日(火)より、東京・練馬の練馬区立美術館にて、音楽家・フリデリク・ショパンの展覧会「日本・ポーランド国交樹立100周年記念 ショパン―200年の肖像」が開催される。

この展覧会は、「ピアノの詩人」とも呼ばれるポーランド出身のピアニスト・作曲家のショパンの生誕200年、並びに日本とポーランドの国交樹立100周年を記念し、ショパンにまつわる貴重な品々を紹介するものだ。
19世紀前半にワルシャワやパリで暮らしたショパンは、『幻想即興曲』『英雄ポロネーズ』『子犬のワルツ』『革命のエチュード』『別れの曲』『葬送行進曲』など、世界中で今も愛される名曲を数多く作曲。優美で繊細なメロディで知られるショパンの曲は、いまだに多くのコンサートやコンテストなどで演奏されており、クラッシック音楽のファン以外にもその曲は知られている。

会場には、ショパンの遺品や権利などを所有・管理・研究している国立フリデリク・ショパン研究所(ポーランド)の全面的な協力のもと、日本初公開となる自筆の楽譜や手紙、油彩画、版画、彫刻など、多彩な美術作品や資料が登場。楽譜や手紙は、所蔵するフリデリク・ショパン博物館でも公開が限られるほど貴重な品で、ショパンの息吹に触れられるまたとない機会となる。

『日本・ポーランド国交樹立100周年記念 ショパン―200年の肖像』は、2020年6月2日(火)~6月28日(日)まで、練馬区立美術館(練馬区貫井1-36-16 西武池袋線「中村橋駅」徒歩3分)にて開催(4月26日に開幕予定だったものが延期となった)。休館日は月曜。
開館時間は10:00~18:00。観覧料は一般1000円。

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