◆プロボクシング ▽スーパーバンタム級(55・3キロ以下)10回戦 小国以載―アレックス・サンティシマ・ジュニア(8月16日、東京・後楽園ホール)

 8月16日に東京・後楽園ホールで開催される「TREASURE BOXING PROMOTION14」の対戦カード発表会見が3日、都内で行われた。メインイベントのスーパーバンタム級10回戦で、元IBF世界同級王者の小国以載(38)=角海老宝石=が、アレックス・サンティシマ・ジュニア(26)=フィリピン=と対戦する。

 小国は4月3日、後楽園ホールで元世界2階級制覇王者でWBC同級2位のマーロン・タパレス(フィリピン)と対戦し、中盤からボディーを中心に攻めて主導権を握りダウン寸前に追い込むなど3―0判定で完勝。世界ランキングは、WBO6位、WBA11位、WBC13位、IBF14位と主要4団体すべてでランク入りした。

 スーパーバンタム級には4団体統一王者・井上尚弥(33)=大橋=が君臨しているが、興行をプロモートする元WBO世界スーパーフェザー級王者・伊藤雅雪氏(35)は小国に対し「スーパーバンタム級は年末にかけて動きが出てくるんじゃないかと思っている。世界前哨戦という形にできるように、世界に行っていいんだというところを見せてほしい」と期待を寄せた。

 小国は「タパレス戦は世界ランキングを取るという感じでいった。今回は逆の立場。気をつけなければいけない」と話しつつ、「サンティシマは若いし、スタミナもめちゃめちゃある。あまり打ち合いたくはないが、必ずそういう展開になると思う。しっかり対策を練って勝ちたい。負けたら終わるので、負けられない」と背水の覚悟を口にした。

 2016年12月にIBF世界スーパーバンタム級チャンピオンのジョナタン・グスマン(ドミニカ共和国)を判定で下して王座を獲得。17年9月の初防衛戦で岩佐亮佑(セレス)に6回TKO負けし、王座から陥落した。

5月に38歳となり「全然疲れも取れないし、しんどい部分もある」というが、ベルトを手放してから9年近くがたっても心は折れていない。7月20日には、比嘉大吾(30)=志成=が国内最長ブランク記録となる8年3か月ぶりの世界王座返り咲きを目指しWBAバンタム級王座決定戦に挑むが、「比嘉選手の8年3か月というのもあるが、比嘉君が(記録を)越しても、すぐ越してやろうと思う」と記録更新にも意欲を示した。

 戦績は小国が24勝(9KO)4敗3分け、サンティシマが13勝(7KO)2敗。

 ◇全対戦カード

 ▽スーパーバンタム級10回戦

小国以載(角海老宝石)vsアレックス・サンティシマ・ジュニア(フィリピン)

 ▽WBOアジアパシフィック&東洋太平洋スーパーウエルター級王座統一戦10回戦

豊嶋亮太(帝拳)vs緑川創(EBISU K’s BOX)

 ▽WBOアジアパシフィック&日本ミドル級王座決定戦10回戦

竹迫司登(ワールドスポーツ)vs川渕一統(ABC)

 ▽日本ライトフライ級タイトルマッチ10回戦

亀山大輝(ワタナベ)vs大橋波月(湘南龍拳)

 ▽スーパーバンタム級8回戦

細川兼伸(ワタナベ)vs森朝登(ワールドスポーツ)

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