【東京】沖縄自動車道の沖縄北・南の両インターチェンジ(IC)の中間部に「池武当IC」(仮称)を新設する事業を巡り、池田竹州副知事は21日、国土交通省で国場幸之助副大臣と面会し、2024年度の補助事業化を求めた。国場氏は「補助化に向けて熟度が高いと考えており、しっかりと財務省に(予算)要求していきたい」と支援に前向きな姿勢を示した。
 要請後、池田氏が記者団の取材に明らかにした。池田氏は、同ICの整備が県全体の 振興・発展にもつながると強調。「できるだけ早く補助事業化していただき、事業を速やかに推進していきたい」と述べた。 国交省は9月、同ICを新設する事業を許可した。県は国が9割補助するICアクセス道路事業に対する個別補助の活用を想定している。事業開始時期について、池田氏は「補助事業が決定すれば速やかに取り組みたい」とした。
 新ICが計画されているのは、沖縄自動車道と県道74号が立体交差する池武当交差点の北側。那覇向けと名護向けの2方向から乗り降りでき、料金所は出口4レーン、入り口2レーンで、それぞれ1レーンはETC専用となる。(東京報道部・嘉良謙太朗)
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