江戸時代から観賞魚として親しまれてきた金魚の魅力を芸術や音楽など五感で楽しむ日本最大級の「沖縄金魚ミュージアム」(主催・沖縄タイムス社、UWSエンターテインメント)が29日、沖縄県北中城村のイオンモール沖縄ライカムで始まった。6月9日まで。
県内初のミュージアムには初日から多くの家族連れなどが訪れ、幻想的な空間できらびやかな明かりに照らし出された体色豊かな千匹の金魚を楽しんだ。
 同ミュージアムは、国内で新たな金魚鑑賞を提案するアクアリウムプロデューサーの宮澤雅教(がきょう)さんが監修。生態系に配慮した展示を行う。2018年に奈良市で開催した金魚ミュージアムを皮切りに、各地で移動式のイベントを開いてこれまでに100万人を動員した。
 
 沖縄のミュージアムはテーマごとに6ゾーンあり、国産や海外産の金魚38種類を70本の水槽で展示。エリア内では、水の流れる音など自然界を演出。
色鮮やかな光が照らし出された水槽で優雅に泳ぐ金魚を体感できる。
 宮澤さんは「中国から沖縄を通じて日本に広まった琉金など、沖縄は金魚との親和性がある。金魚とアートの世界を県民に楽しんでほしい」と期待した。
 イベントは平日午前11時~午後6時、土日祝午前11時~午後7時※最終入場は閉場の30分前。前売り観覧料は一般千円(当日1200円)、小中高生400円(当日600円)未就学児無料。問い合わせは沖縄タイムス社098(860)3573
 
水槽を優雅にゆらゆら 五感で金魚の魅力楽しむ日本最大級のイベ...の画像はこちら >>