南島酒販(大岩健太郎社長)は11日、泡盛普及に向けて泡盛マイスター協会(小嶺直正会長)とパートナーシップ協定を結び、同協会に助成金100万円を贈った。低迷する泡盛市場の活性化を狙い、カクテルなどの飲み方を提案する同協会を後押しする。

 大岩社長は、ウイスキーやラムの製造など県内のアルコール市場が多様化している一方、泡盛の売り上げは減少していると指摘。観光客や若者との間に距離ができているとし「泡盛に触れることが楽しいという環境を業界全体でつくり上げていきたい」と述べた。
 県酒造組合によると、2025年の泡盛総出荷量は1万1733キロリットルとなり、3年連続で減少。泡盛の需要が伸びてきた1983年以降最低で、業界を取り巻く環境は厳しい。
 同協会の新垣勝信名誉会長は、若者へのアプローチや観光客の泡盛に対する認知度の低さを課題として指摘。「泡盛の飲み方の提案、琉球料理とのマリアージュ(組み合わせ)を含め、若者向けの取り組みに力を入れたい」と語った。(政経部・嘉良謙太朗)
泡盛市場の活性化へ 南島酒販とマイスター協会が協定、若者へカ...の画像はこちら >>
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