2026年度沖縄タイムス伝統芸能選考会「三線の部」最高賞の選考が6~10日、那覇市久茂地のタイムスホールで開かれた。応募者81人のうち78人が受験し、審査の結果、21人が入賞を果たした。
棄権者3人を除く入賞率は26・9%だった。
 南風原高校3年の新垣太陽さん(18)は「直前まで不調に陥っていたので涙が出るくらいうれしい」と喜びを語った。高校では、郷土文化コースに所属。三線を専門に学ぶが、選考会は全くの「別物」と言い切る。
 審査では演奏時間が計20分間に及ぶ2曲を集中して歌い上げ、弾き通した。2年連続の入賞を果たし、「諦めずに挑んで良かった。卒業後は県立芸大に進学し、もっと深く古典を学びたい」と抱負を語った。
 【選考評=新里清文選考委員】今年の課題曲は「十七八節」「本花風節」でした。十七八節は、他の課題曲にはみられない特別大掛、音程狂吟などがあり、○拍子の取り方も注意が必要です。
 今回音程はずれの箇所の四つの○拍子を正確にこなしていない受験者がかなり見受けられました。また本花風節は、細かい節廻しや三線の技巧的な弾き方が要求される難曲です。
 入賞された方々には日々精進の上、古典音楽の継承に尽力されるよう願います。
一方、惜しくも涙をのんだ方には再挑戦を期待しています。
 入賞者は次の通り。
(敬称略、受験番号順)
 小室ゆかり(43)=神奈川県▽川手教弘(59)=東京都▽大城歓一(45)=伊江村▽大保舞紗(19)=糸満市▽新垣太陽(18)=那覇市▽久保拓弥(24)=那覇市▽諸見里咲花(19)=読谷村▽金城晴(19)=八重瀬町▽田中保(69)=福岡県▽平良栄太(18)=那覇市▽平良亜弥(45)=浦添市▽上地健一(46)=八重瀬町▽仲村斗和(18)=中城村▽本竹功治(43)=南城市▽古堅樹音(20)=南風原町▽宇座萌々瀬(24)=うるま市▽松原章子(45)=南風原町▽葛西綾子(49)=東京都▽天野幸(49)=読谷村▽福井紅葉(22)=浦添市▽佐久間奈津子(47)=糸満市
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