4人組バンド・緑黄色社会が1日、Kアリーナ横浜で開催された「2024年度 ソニーグループ入社式」に登場した。代表曲「Mela!」など4曲を披露し、歌で新入社員にエールを送った。


 ソニーグループはこの日、対面では5年ぶりに入社式を開催。2024年度入社約1200人の新入社員と、コロナ禍に入社した2020~23年度入社の社員も含め、国内グループ30社以上4100人が参加した。

 緑黄色社会は、3部構成の第3部に登場し、ソニーミュージック所属アーティストとしてライブパフォーマンスした。オールスタンディング、大歓声に迎えられたリョクシャカは「花になって」で華々しくライブをスタートさせた。

 長屋晴子(Vo/Gt)は「皆さん、ご入社おめでとうございます」と祝福。「入社式ということでスーツとかも着てるからさ、みんな座って盛り上がらないんじゃないかって心配してたんですけど、そんなに心配なかったですね。
うれしいです」と盛り上がりに大喜び。

 続けて「私たちも今の活動をしてて思うんですけど、自分たちの作った音楽が顔を見たことないような人の耳に届いて心に届いてっていうことを実感するたびに、今生きてるんだなってすごくうれしい気持ちになるんですよ。自分も社会の、世界の一員になった気がするというか、自分で社会を世界を作っているような、そんな感覚になります」とメッセージ。

 「きっと皆さんも、これから自分が携わった製品とか、音楽とか映像とか企画とかが誰かの手に渡ったり、誰かのためになったりすることがあると思うんですけど、きっとそういう時に“生きてるな”“今やりがいあるな”ってそのたびに思うと思うんです。そんなキラキラ、ワクワクをこれからぜひ探し続けていってほしいなと思います」と新入社員たちへエールを送った。

 「なかなかスーツを着たライブとかもないと思うんですけど、偉い人の目とか気にせず、私のせいにしてくれてもいいので、もう好きに音楽を感じていい時間にできたらと思います」と呼びかけると、「キャラクター」「サマータイムシンデレラ」「Mela!」とヒット曲を惜しみなく連発した。


 小林壱誓(Gt)、peppe(Key)、穴見真吾(Ba)の熱演も相まって、会場が割れんばかりの手拍子と歓声で包まれると、長屋は「これから一緒にいいものを作っていきましょうね!」「これから頑張ろうね!」と両手を振りながらソニーグループの“同志たち”に呼びかけた。