沖縄国際映画祭実行委員会は10日、公式サイトを更新。20日・21日に行われる第16回目の開催をもって、同映画祭を終了すると発表した。


 サイトでは「『島ぜんぶでおーきな祭 沖縄国際映画祭』は、2024年4月20日(土)・21日(日)に行われる第16回目の開催をもちまして、終了することになりました。先月開催いたしました沖縄国際映画祭実行委員会臨時総会以降、今後の映画祭運営の在り方を検討してまいりましたが、第16回の開催を最後として本委員会は解散することとなりました」と伝えられた。

 これに先がけ、3月6日には吉本興業が公式サイトを通じて、今回の開催をもって同映画祭の運営から退くことを発表。「当社としましては引き続き、沖縄県の振興・発展に寄与すべく、沖縄ラフ&ピース専門学校を通じた人材の育成、さらに地域創生をテーマにしたBSよしもとを通じた沖縄の魅力創造・発信など、さまざまな取り組みを実施していく所存です」と記していた。

■報告全文
「島ぜんぶでおーきな祭 沖縄国際映画祭」に関する大切なお知らせ

「島ぜんぶでおーきな祭 沖縄国際映画祭」は、2024年4月20日(土)・21日(日)に行われる第16回目の開催をもちまして、終了することになりました。

先月開催いたしました沖縄国際映画祭実行委員会臨時総会以降、今後の映画祭運営の在り方を検討してまいりましたが、第16回の開催を最後として本委員会は解散することとなりました。


「沖縄国際映画祭」は2009年に始まり、その後2015年からは「島ぜんぶでおーきな祭」との名称を付して、映画だけでなく、音楽・お笑い・ダンス・アート・スポーツなど沖縄全域を舞台にした総合エンタテインメントの祭典として行ってまいりました。沖縄の地元の皆様のお力添えのおかげで、近年は沖縄の春の一大イベントとしてご評価をいただけるまでになりました。

本委員会を主催者として開催する沖縄国際映画祭は最後となりますが、今回もラフ&ピースのコンセプトのもと皆様への感謝とともに笑顔で幕を閉じたいと思います。
お客様には今回の映画祭もめいっぱい楽しんでいただけると幸いです。
沖縄国際映画祭実行委員会