公開73日間で、観客動員数256万4398人、興行収入43億2096万10円を記録する大ヒットとなっている。福田己津央監督、メカニカルアニメーションディレクターの重田智氏と約2年にわたって藤田氏は膝を突き合わせた。
20年という年月が経過した『SEED』シリーズ。質問コーナーでは、ジェネレーションギャップを感じた瞬間はあったのか、という質問が。福田監督は『スター・ウォーズ』『宇宙戦艦ヤマト』『マイティジャック』『ウルトラセブン』『帰ってきたウルトラマン』などが好きだったため、仲氏は「監督が例えに出した『マイティジャック』が誰もわからなかった」と裏話を明かして笑わせた。
一方で、現役のクリエーターである福田監督は「なろう系」の漫画や『トップガン マーヴェリック』なども大好きだった。
まさかの機体の一部が『ウマ娘』の衣装をイメージした部分があるという裏話に、ネット上では「これは気づかなかった」「なななな、なんだってぇー」「意外すぎる」「次映画見る時、トウカイテイオーだ!と心の中で叫んじゃうじゃん」などと反応している。
『機動戦士ガンダムSEED』シリーズは、2002年10月より全50話で放送された、21世紀に入って初めて制作されたテレビシリーズのガンダム作品。物語は遺伝子調整がおこなわれた人類(コーディネイター)とこれまでの人類(ナチュラル)が、軍事組織ザフトと地球連合軍にわかれ戦いを繰り広げる。この戦争を通じ、コーディネイターである主人公のキラ・ヤマトの苦悩と成長が描かれている。
これまでのファン層に加え多くの女性層を獲得し、最高視聴率8.0%を獲得。
また、2004年10月から続編となるテレビシリーズ『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』も放送され、前作を上回る最高視聴率8.2%を獲得。シリーズ累計のパッケージ販売数は驚異の400万本を超え、音楽、イベントなどテレビアニメシリーズの枠を超えて、日本中を席巻した人気作品となっている。
シリーズの完全新作となる劇場版『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』のストーリーは『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』の続編となり、戦いが続く世界でキラやアスラン、シンたちの新たなストーリーが展開される。