HYBE傘下レーベルKOZ ENTERTAINMENTから昨年5月にデビューした6人組グループ・BOYNEXTDOORが15日、2nd EP『HOW?』のリリースを記念し、韓国・YES24 LIVE HALLでメディアショーケースを開催した。

 BOYNEXTDOORは、SUNGHO(ソンホ)、RIWOO(リウ)、JAEHYUN(ジェヒョン)、TAESAN(テサン)、LEEHAN(イハン)、WOONHAK(ウナク)の6人組。今作『HOW?』は、1stシングル『WHO!』(昨年5月発売)と1stEP『WHY..』(昨年9月発売)をつなぐ作品。初恋のときめきを歌う『WHO!』、初めての別れによって傷ついた心を歌った『WHY..』に至るまでの過程をエピソード形式で紡ぎ、「初恋物語3部作」を完結させる。

 タイトル曲「Earth, Wind & Fire」は、ハイパーポップ要素が加わったダンス曲で、メンバーのJAEHYUNとTAESAN、WOONHAKが作詞・作曲に参加。思いどおりにならない愛によって揺れ動く感情や愛を、地、風、火のような自然に例え、メンバーの想像力や個性を表現する。タイトルからはアメリカの同名バンド、アース・ウインド・アンド・ファイヤーが思い浮かぶが、質疑応答では同バンドとの関連性はないと説明された。

 眼帯を付けてパフォーマンスしたLEEHANは「目に炎症ができて眼帯をつけています。ご了承お願いします」と前置きしたうえで、「新しい音楽でカムバックすることができてうれしいです」とあいさつした。

 タイトル曲には高速で歌うパートがあるが、SONHOは「最初にメンバーとこの区間を練習して、これをライブでできるのかと思いました」と打ち明け「完璧に消化するために、本当にいろんな努力をして練習して、練習してできないことはないってわかりました」と自信をつけた様子。JAEHYUNは「速く歌いながらも音程を正確に合わせなくちゃいけなくて。僕はピアノでその一つ一つの音程を弾きながら練習をしました」と練習方法を明かした。

 SONHOは同曲の後半で“4段高音”も披露する。「どんな口の形で歌うのかによって難易度が違ってくるので、練習するときも録音するときもいろいろと研究をして、そんな過程を経てより成長できたと思っています」とアピールした。

 RIWOOは成長したと感じる点について「普段からステージを準備するときに細かいところまでパフォーマンスディレクターの先生と一つ一つ相談して決めるんですが、今回はRIWOOに合わせるとより僕たちらしさが出ると信じて任せてくださいました。そんなときに自ら成長していると感じました」と自負していた。

 韓国のアルバム流通会社YG PLUSによると、今作の予約は12日午前の時点で57万1600枚。前作『WHY..』の最終予約注文量(41万4451枚)よりも40%近く増加したことが報じられている。TAESANは「本当にありがたいと思います。僕たちの音楽を好きになってくれて、ファンの皆さんも本当に多くなったと思って、僕も責任を持って頑張っていきたいと思います」と気を引き締めた。

 ZICOプロデューサーとのやり取りも明かし、JAEHYUNは「タイトル曲の後半部分の作曲、作詞を担当しましたが、それをZICOさんに送ったとき『全然修正するところがない。このまま行ってもいい』っておっしゃってくださいました。修正するところが一つもないと褒められたことは今回が初めてなので、本当にうれしくて、このタイトル曲に自信を持っています」と胸を張った。

 5月30日にはデビュー1周年を迎える。WOONHAKは「本当に感謝していますし、うれしいです。何より間もなくファンミーティングを開催します。初めてのファンミーティングですけれども、いつも夢見ていたのが、僕たちのステージでファンの皆さんと一緒に遊ぶことでした。楽しい時間を過ごしたいと思います」とONEDOOR(BOYNEXTDOORファン)との交流を心待ちに。

 今後の目標について、Mnetの音楽番組『M COUNTDOWN』でMCも務めるJAEHYUNは、「『M COUNTDOWN』のMCをしている間、僕の手でメンバーに優勝トロフィーを渡したいという目標ができました」と明かしていた。