NHKのBSP4Kで14日(後9:00)、BSで18日深夜(=19日 前0:25~)に放送される韓国時代劇『青春ウォルダム 呪われた王宮』第2話。これまでのはなしと第2話のあらすじを紹介する。


 同ドラマは、呪われた世子(セジャ=王位継承者)のイ・ファンと、家族殺害犯にされた娘ミン・ジェイ[チェイ]が陰謀と謎を解き明かしていく青春ミステリー。タイトルの「ウォルダム」は「壁を越える」の意。

 イ・ファン役をパク・ヒョンシク(『ドクタースランプ』『花郎(ファラン) 希望の勇者たち』など)、ミン・ジェイ[チェイ]役をチョン・ソニ(『寄生獣 -ザ・グレイ-』など)が演じる。

 第1話では、王位継承者、世子(セジャ)であるイ・ファンは3年前、兄のウィヒョン世子の死によってその座に就いたが、王宮ではファンが兄を殺したという噂が流れていた。ファンは1年前に肩に毒矢が刺さり右腕が動かなくなったが、それも幽霊の呪いだと使用人たちは噂していた。

 王妃の叔父に当たる右議政(ウィジョン)チョ・ウォンボは、将来、王としてこの国を率いる世子のファンが健康であることを証明すべきだと主張。
そのため、王の代わりにファンが狩りに参加することになった。

 ファンの幼なじみのハン・ソンオンは結婚が決まり、許嫁(いいなずけ)のミン・ジェイ[チェイ]を開城(ケソン)に迎えに行くことになっていた。ところが、ミン家の一家がチェイに毒殺され、チェイが逃亡したという知らせが入る。何か事情があるに違いないと考えたソンオンは、部下に命じチェイを捜させる。一方ファンの元には、ミン家に贈り物を届けさせた使いの者が道中で亡くなったという知らせが入る。不審に思ったファンもまた、側近のテガンにチェイについて調べるよう命じる。


 チェイは開城の役人に追われ、崖から川に転落するが何とか助かり、別々に逃亡していた侍女のチャン・ガラム[カラム]を訪ねる。チェイはカラムの兄から兵士の衣服を借り、巡回していた兵士たちの隊列に紛れることに成功。世子が出ることになった狩りに同行することになる。

 第2話では、狩りのさなか、ファンと話す機会をうかがっていたチェイは、亡き父に届いたファンの密書のことで会いにきたことを告げることができた。ファンはすぐに家族殺害犯として逃亡中のチェイだと気づき、ひそかに捕らえる。

 狩りの後、ファンが祝詞(しゅくし)を書こうと筆を持った手に突然、血が流れる不可解な事件が起こる。
王宮に戻ったファンは、無実を訴えるチェイを自ら尋問する。ファンは密書を送っていなかったが、チェイが自分しか知るはずのない「呪いの書」のことを話し出す。

■登場人物:キャスト(吹替声優
イ・ファン:パク・ヒョンシク(声:小野賢章
ミン・ジェイ[チェイ]/コ・スンドル:チョン・ソニ(声:杉山里穂)
チャン・ガラム[カラム]:ピョ・イェジン(声:伊藤静)
ハン・ソンオン:ユン・ジョンソク(声:大塚剛央)
キム・ミョンジン:イ・テソン(声:木村良平
テガン:ホ・ウォンソ(声:木暮晃石)
ほか