アニメ『機動戦士ガンダムSEED』シリーズの約20年ぶりの完全新作となる劇場版『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』(1月26日公開)の新情報が発表された。ファン投票企画『機動戦士ガンダムSEEDシリーズ グランプリ2024』の結果で上位にランクインした記念イラストが公開された。


 キャラクター部門の1位はカガリ・ユラ・アスハ、2位はキラ・ヤマト、3位はラクス・クライン。MS・MA部門の1位はフリーダムガンダム、2位はマイティーストライクフリーダムガンダム、3位はデスティニーガンダムSpecIIで、それぞれ集結したイラストを見ることができる。

 福田己津央監督からのコメントも到着し、「カガリ、「機動戦士ガンダムSEEDシリーズ グランプリ2024」1位おめでとう! フリーダムガンダムの1位も納得です。SEEDの物語はいつもカガリが起点になっていますね。当初はオープの姫で正義感が強い突貫娘でしたが、様々な試練を乗り越え周りの人たちと協調することで、『FREEDOM』では姫から凛しくて立派な首長に成長しました」と分析。

 「『DESTINY』時代は自分を後回しにして国事に奔走し、少し間違いもありましたが、その失敗を乗り越えることで以前よりも強い繋がりも手に入れましたね。
誰からも敬愛される首長になった今、あとは自身の幸せを見つけるだけですね! でも次の結婚式もフリーダムガンダムに攫われちゃうのかな?思えばフリーダムガンダムは「舞い降りる剣」でデビュー、ジェネシス攻防戦を戦い抜いて、あまつさえ花嫁強奪までしでかした、もの凄い経歴のモビルスーツでした。そう思うと作品を牽引してきたキャラとモピルスーツということでこの順位は納得です。選んでくれた皆様、どうもありがとうございました」と伝えた。

 『機動戦士ガンダムSEED』シリーズは、2002年10月より全50話で放送された、21世紀に入って初めて制作されたテレビシリーズのガンダム作品。物語は遺伝子調整がおこなわれた人類(コーディネイター)とこれまでの人類(ナチュラル)が、軍事組織ザフトと地球連合軍にわかれ戦いを繰り広げる。この戦争を通じ、コーディネイターである主人公のキラ・ヤマトの苦悩と成長が描かれている。


 これまでのファン層に加え多くの女性層を獲得し、最高視聴率8.0%を獲得。さらに小学生を中心に第二次ガンプラブームを巻き起こし、“新世代のガンダムシリーズ”として一世を風靡した。

 また、2004年10月から続編となるテレビシリーズ『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』も放送され、前作を上回る最高視聴率8.2%を獲得。シリーズ累計のパッケージ販売数は驚異の400万本を超え、音楽、イベントなどテレビアニメシリーズの枠を超えて、日本中を席巻した人気作品となっている。

 シリーズの完全新作となる劇場版『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』のストーリーは『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』の続編となり、戦いが続く世界でキラやアスラン、シンたちの新たなストーリーが展開される。