シンガー・ソングライターの泉谷しげる(75)が、4日生放送されたNHK総合の音楽特番『ライブ・エール2024』(後7:30)で大暴れし、若者へ強烈なメッセージを送った。

 泉谷は第2部(後9:00)に生出演すると、司会の内村光良から「NHKの音楽番組の生放送は、これ久しぶりということなんですけれども」と向けられ、「私としては出たくないんです。
出さないようにしてよ(笑)。俺だけ録画にならないの?めんどくせーな。俺は『クローズアップ現代』に出たいんだよ。そこで歌わせろ!」とぼやき節。

 一方、能登半島地震の被災地支援に尽力するとあって、「本当に珠洲市はまだまだ大変。ずっと応援しようと思ってる」と熱くトーク。
歌唱時間が迫ると「準備かよ、もう?」「なんだこのヤロー!」とドヤすパフォーマンスで、内村を大慌てさせた。

 ステージでは、名曲「春夏秋冬」をギター弾き語り。途中で「手拍子やめろ!」と一喝し、静寂に。泉谷は「お前らもよう、ここに来るまでよう、いろいろ大変なことがいっぱいあったろ。これからもよう、いろいろ厳しいことがいっぱいあるかもしれない。だからよう、せめてきょう、自分のきょうにしろ」と、静かに語りかけた。
内村は「ギター1本、かっこいいっす!」と感激しきり。

 泉谷は番組のラストでも、内村作詞・森山直太朗作曲「雨上がりのエール」の合唱に参加。「バカヤロー!」「時間どおり終わってんじゃないか、このヤロー!」と絶叫し、番組を盛り上げた。

 『ライブ・エール』は、子どもや若者の幸せについて考えるプロジェクト“君の声が聴きたい”と連動した音楽特番。豪華アーティストが若者に耳を傾け、自身被災地へもエールを届けた。