歌手の藤あや子(62)が7日、自身の公式Xを更新し、子宮と卵巣の手術を受け、初期の子宮体がんと診断されたと公表した。

 藤は「いつも応援してくださる皆様へ」と、達筆の文章をしたため、自身の病気を明らかにした。


 「先日 子宮と卵巣の手術を受けました 病気は初期の子宮体癌です」と報告し、「告知された時は正直実感が湧きませんでしたが これからまだまだ歌いつづけていく為にもしっかりと治療して頂こうと気持ちを切り替えました」と心境を吐露。

 医療関係者や友人、家族らに感謝を込め、「たおやかに咲く藤の花のように凛とした姿で一日も早く皆様にお会いできますようにリハビリ頑張ります」とつづった。

 藤は1961年5月10日、秋田県出身。89年9月21日に「おんな」でデビュー。92年「こころ酒」が大ヒットし、同年のNHK紅白歌合戦に初出場。以降、21回出場。
明治座、新歌舞伎座などで座長公演も多数行い、歌だけにとどまらず、芝居でも魅せてきた。

■報告全文

いつも応戦してくださる皆様へ
先日 子宮と卵巣の手術を受けました
病名は初期の子宮体癌です
告知された時は正直実感が湧きませんでしたが
これからまだまだ歌い続けていく為にもしっかりと治療して頂こうと気持ちを切り替えました
仕事関係の皆様には大変お迷惑をおかけし御詫び申し上げます
早期に見つけてくださった主治医の先生
執刀してくださった先生
入院中サポートしてくださった看護師の皆様
そして支えてくれた友人や家族には感謝の気持ちでいっぱいです
たおやかに咲く藤の花のように凛とした姿で一日も早く皆様にお会いできますようにリハビリ頑張ります

令和六年五月七日
藤あや子